山下神父様と行くルルド、ザビエル、ロヨラ城、サンチャゴデコンポステーラ、バルセロナへの旅 第8日目
サンチャゴデコンポステラ大聖堂界隈を半日ゆっくり巡ります。朝から沢山の巡礼者がゴールのここ大聖堂前で静かに喜びの声をあげています。
巡礼証明書の発行にも長蛇の列ができています。
12時からの共同司式に向けて、一時間前から席につきました。かわいいイタリア人の男の子と交流もできました。家族と1ヶ月かけて毎日7時間歩いて到着したそうです。
ミサは撮影禁止のため画像はありませんが、山下神父様を初め世界各地からの司祭による荘厳なミサでした。とにかく大聖堂の床まで巡礼者で溢れていました。
ミサの最後のボタフメイロ(大香炉)は私達の祈りが天に届くように捧げられたものですが、単なるセレモニーではないその意味を心に刻みながら、迫力に酔いしれました。
午後はファチマのマリア様ご出現で知られるルチアがその後修道生活を送られた、ポンテベドラに行きました。サンチャゴデコンポステラから一時間程度の場所ですが、のどかな静かな場所で、午前中の興奮をよい感じに冷ましてくれました。
懐かしい雰囲気の修道院で安らぎ、またサンチャゴデコンポステラに戻ります。
なんともユニークな服装のかわいらしいシスター方と。
夕方は各自思い思いに過ごしました。これはホテル近くの巨大スーパー組。
ホワイトアスパラガスだけでひとつのコーナーができあがっていました。
品物は豊富なのですが、客はまばらなのが気になるところです。スペインの経済状態は見聞きしている通りなのでしょうか。
山下神父様と行くルルド、ザビエル、ロヨラ城、サンチャゴデコンポステーラ、バルセロナへの旅 第7日目
今日はいよいよサンチャゴデコンポステラに向かいます。なんとも涼しいです。今朝も十度台です。
レオンのサンイシドロ教会の小聖堂で朝のミサにあずかり、いよいよサンチャゴデコンポステラに向かいます。
お昼は途中の峠でいただきましたが、あまりの寒さと気になる小雨のため、急遽レインコートやジャケットを買う方続出です。夕方からの巡礼路を歩く試みはどうなるでしょうか。
途中かなり雨足も強くなり、気になる黒雲もありましたが、スタート地点である「歓喜の丘」はどうですかこの晴天!おまけに気温も涼しいくらいで絶妙です。皆様の祈りがとどきました。バスの中でのロザリオの祈りのおかげもありますね!
サンチャゴデコンポステラの大聖堂にむけて、たったの四キロではありますが、喜びをかみしめながら歩きました。
途中、先日の列車事故のあった線路も通りました。本当にすぐ近くだったのですね。
大聖堂に到着しました!この迫力、重厚感を肌で感じてきました。明日またゆっくり見学します。
聖堂前には事故の犠牲者を悼むロウソクがたくさん置かれていました。
このあとホテルまでさらに30分歩いた方々、お疲れさまでした。結局約三時間歩きましたが、気温のせいか快適でしたね。どんなに大変でも、あのルルドでの十字架の道行きに比べればーという声も多数あります。
なんだかルルドの日々がもうとっても昔のことのようです。毎日がそれだけ充実しているということでしょうか!
山下神父様と行くルルド、ザビエル、ロヨラ城、サンチャゴデコンポステーラ、バルセロナへの旅 第6日目
暑い暑いと聞いていたスペイン、今朝は大分ひんやりしています。なんと17度!爽やかな中、ブルゴスのカテドラルへミサに向かいます。
ブルゴスにある世界でもっとも厳しい観想修道会といわれるカルトジオ修道院を訪問しました。創立者の聖ブルーノの像は、みる方向によってだんだん表情がやわらかになっていくという不思議なものです。
きらびやかな祭壇の大きな円形はご聖体を表しているそうです。
ブルゴスのカテドラルを眺めながら、レストランのテラスでランチです。スペイン独特のお料理や野菜いっぱいのサラダに満足!でもいつも量がおおすぎて…
レオンにつきました。地面にあるホタテ貝のマークに心が踊ります。
たまたま出会った日本の方と一緒に記念撮影。皆様それぞれがいろんな思いを持って集まってきています。見かける巡礼者の数も増えてきました。
レオンの大聖堂のステンドグラスはスペインで一番、ヨーロッパでも二番目の規模だとか。本当に素晴らしかったです。長い道のりを歩く巡礼者の目には、このステンドグラスはどのように映るのでしょう。
レオンにもガウディ作品がありました。現在は銀行として使われています。このあと様々なガウディ作品に触れますが、気持ちがさらにもりあがってきました!
今日は予想外の涼しさでしたが、逆に良かったかもしれません。皆様後半にむけて元気にマイペースで過ごしています!
山下神父様と行くルルド、ザビエル、ロヨラ城、サンチャゴデコンポステーラ、バルセロナへの旅 第5日目
パンプローナからバスで約一時間、イグナチオロヨラの産まれたロヨラ城内の「回心」の間でのミサです。
今日のテーマは回心。悔い改めの「改心」とは違います。神さまのお恵みによって神さまに心が向くことが回心。大きな傷をおい、虚しさを感じたロヨラにとって、唯一虚しさを感じないもの、それが神さまでした。
「回心」というと少し難しく感じますが、神さまの恵みに積極的に身をゆだねることととらえれば私達も何かきっかけがつかめるかもしれません。
神父様のわかりやすいお祈りのおかげで、今日もまた自分自身に問いかける日になりそうです。
ロヨラからブルゴスへ移動します。そとは菜の花畑ではなく、ヒマワリ畑でした。朝は曇っていましたが、段々晴れてきました。
途中休憩もなかなかの日差しです。大型バスの影にてドライバーさんを待ちます。
ブルゴスに到着しました。コンポステラへの経由地ですが、のんびりとした美しい街並みです。
大聖堂はかつてのお金持ちたちがまるで競いあうかのように、権利を持っている小聖堂を華やかにしていきました。きらびやかな祭壇に目をうばわれ、ダ・ヴィンチ作のマグダラのマリアの絵に足をとめる人はあまりいないほどです。
人々が神の栄光のためではなく、自分自身の権力の鼓舞のために使った小聖堂がある現実も、ひとつの事実として考えなければいけないことを教えられました。悪の存在をゆるし、そこも認めた神さまの愛を感じながら、日々回心をこころがけ、神さまとともに生きること、神父様の強いメッセージを心にとめたいと思います。
山下神父様と行くルルド、ザビエル、ロヨラ城、サンチャゴデコンポステーラ、バルセロナへの旅 第4日目
ルルドをたつ朝はグロットでのミサです。日本語のミサが行われると聞いてわざわざ集まってきた方や世界中から集まってきた巡礼者で席はいっぱいでした。
山下神父様の歌声がグロットに響きわたり、本当に美しく素晴らしいごミサとなりました。神父様も日本語でのグロットのごミサは初めてとのことで、このような機会を喜ばれていました。
ルルドを後にし、ピレネーを越えてスペインに入ります。しかしながら疲れもありちょっと皆様車でバテました。途中外の空気をすいに車から降りてみました。
景色を楽しめる余裕はなかったと思いますが、実はかなり壮大な自然がひろがり、すがすがしい空気にあふれる場所でした。次は元気に越えたいですね。
体調も少し回復しました。本場のパエリアを堪能します。暑さに負けないようにしないといけません。
ハビエルでハビエル城を見学しました。日差しがつよく青空に映える重厚なお城は見応えがあります。城内には様々な関連の品が展示されていますが、ザビエルを描いた古い日本の掛軸(kakemono)があり目をひきました。
夕方にパンプローナに到着。希望者だけで市内散策です。牛追いのお祭りで有名になった街で、神父様もかつて勉強のため滞在した思い出の地でもあります。
イグナチオロヨラが傷をおった場所にも行きました。のちにイエズス会創設をし、日本のカトリックにとっても大きな影響を与えたロヨラ、この場所はそのスタートとも言える大切な場所です。
山下神父様と行くルルド、ザビエル、ロヨラ城、サンチャゴデコンポステーラ、バルセロナへの旅 第3日目
今朝も7時からのミサでスタートです。今日は神父様の○回目のお誕生日です。ご家族にも囲まれたこの旅の1日、素敵な日になりますように!
ベルナデットの乳母の家のあったバルトレスはのどかな街です。ベルナデットのおかげですっかり有名になりました。ベルナデット聖遺物、脇腹の骨や直筆の文字もみることができました。
緑あふれる景色にリラックス。和やかな親子映像も。
午後はルルド全体がみわたせる城塞に登ってみました。街並みが美しい!今日は意外に爽やかです。一昨日まで40度だったそうで、なかなかついていますね。
さて、夕食時は神父様の誕生日のお祝いをしました。同じ誕生日のわがボスKと、6日お誕生日のJちゃんも一緒にお祝いです!
特大のケーキとそれぞれの笑顔?をご覧ください。こっそり準備してきた甲斐がありましたでしょうか?
今晩のロウソク行列は風もなく絶好の行列日和?でした。昨日と役割を交代し、先唱部隊もしっかりお役目を果たしてきました。ものすごい数の行列の中、日本語の歌声が聞こえてくる感動…歌うほうも聴くほうも、「クセ」になりそうです。
ルルド最後の夜が終わりました。明日はピレネーを越えていよいよスペインに入ります。
山下神父様と行くルルド、ザビエル、ロヨラ城、サンチャゴデコンポステーラ、バルセロナへの旅 第2日目
昨晩遅くにルルドに到着しましたが、今朝は朝7時からルルドのジャンヌダルク聖堂でのごミサです。皆さんすっきりとお目覚めです。
ミサ後の記念撮影は大分グループと神父様で。
ルルドでの日々は意外にハードです。午前中は聖域巡りからスタート。お水はお土産用よりとりあえず普段に飲む分を汲んでおきます。体の気になる箇所にもふんだんにかけましょう。
いよいよ沐浴です。ほぼ全員がこの未知なる体験をいたしました。これは順番を待っている緊張の時の姿です。お祈りがはじまると撮影禁止となりました。
沐浴の水の冷たさは言葉では表現できません。緊張と少しの恐怖、しかしなしとげた後のありがたにさはなんとも言えず心が震えました。
最近も洪水のあったルルド、夢の実現に感謝です。
沐浴後のほんのりポカポカした身体で十字架の道行きを行いました。まさに山下神父様がお祈りを書いてくださった冊子での道行きです。暑くハードな道のりでしたが頑張りました!
最後に不思議なひんやりとした場所があることも知りました。ルルドには様々な魅力がまだまだ沢山ありそうです。
毎晩5時から行われる病者の祝福はとても荘厳なものです。世界各地から本当に沢山の方々が集まり、そしてお世話をするボランティアの方々も本当に沢山です。彼らの姿からも多くを学び、考えさせられる私達です。
そして1日の最後を締めくくるのがロウソク行列。風が強くなかなか火が持続しませんでしたが、日没とともになかなかよい雰囲気になりました。先唱の皆さんもきれいな歌声ありがとうございました!