山下神父様と行くルルド、ザビエル、ロヨラ城、サンチャゴデコンポステーラ、バルセロナへの旅 第5日目

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パンプローナからバスで約一時間、イグナチオロヨラの産まれたロヨラ城内の「回心」の間でのミサです。

今日のテーマは回心。悔い改めの「改心」とは違います。神さまのお恵みによって神さまに心が向くことが回心。大きな傷をおい、虚しさを感じたロヨラにとって、唯一虚しさを感じないもの、それが神さまでした。

「回心」というと少し難しく感じますが、神さまの恵みに積極的に身をゆだねることととらえれば私達も何かきっかけがつかめるかもしれません。

神父様のわかりやすいお祈りのおかげで、今日もまた自分自身に問いかける日になりそうです。

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ロヨラからブルゴスへ移動します。そとは菜の花畑ではなく、ヒマワリ畑でした。朝は曇っていましたが、段々晴れてきました。

途中休憩もなかなかの日差しです。大型バスの影にてドライバーさんを待ちます。

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ブルゴスに到着しました。コンポステラへの経由地ですが、のんびりとした美しい街並みです。

 

大聖堂はかつてのお金持ちたちがまるで競いあうかのように、権利を持っている小聖堂を華やかにしていきました。きらびやかな祭壇に目をうばわれ、ダ・ヴィンチ作のマグダラのマリアの絵に足をとめる人はあまりいないほどです。

 

人々が神の栄光のためではなく、自分自身の権力の鼓舞のために使った小聖堂がある現実も、ひとつの事実として考えなければいけないことを教えられました。悪の存在をゆるし、そこも認めた神さまの愛を感じながら、日々回心をこころがけ、神さまとともに生きること、神父様の強いメッセージを心にとめたいと思います。