トスカーナ地方からローマへ 〜自然とイタリアの文化に触れる旅〜第4日

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フィレンツェとお別れです。120㎞離れたピエンツァの町にやってきました。この町ご出身の教皇ピオ2世は、ご自分の故郷を中世の町からルネッサンス の町並みにかえようとしました。建築家ベルナルド・ロッセリーノとともに、教会前の広場には、新たに市庁舎を建て、司教館を建て、ご自分の生家も大きく建て直すなど、精力的に理想都市建設のために働かれたのですが、在位3年後に病気になり、残念ながら、中途で放棄しなければなりませんでした。

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ブルネッロワインで有名なモンタルチーノのアグリトゥーリズムのレストランで昼食です。新鮮な野菜、手作りのパスタ、ブルネッロワイン煮込みの牛肉と美味しいお食事に大満足、幸せそうな皆さまです。ブルネッロワインはちょっとお高いので、皆さま、モンタルチーノのワインを召し上がっていらっしゃいました。これも十分に美味しいです。

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ピエンツァのカテドラルでごミサが捧げられました。

「今日の福音、サマリア人の例えはルカの福音だけに書かれています。何をしたら永遠の命が得られるか?当時のユダヤ人にとって重要なテーマでした。彼らは、イエスを試すためにこのような質問をします。そこで、イエスは逆に質問をなさいます。議論より実践を求めるイエスです。・・・強盗や山賊の出るこのような場所に長くいるのは危険です。その上、死人や病人に触れると汚れるという考え方がありました。イエスは、病人に触れました。当時、画期的なことでした。祭司たちは、触れることなどなく、神への奉仕と隣人愛を分けていました。サマリア人イスラエル人は、自分達こそアブラハムの子孫であると競いあっていました。にもかかわらず、この良きサマリア人は、負傷した人のために多額の宿賃をおき、帰りに残金をも払いますと約束までしていきます。隣人愛とは、☆敵をも愛すること☆リスクを冒して、損害をも被ること、☆身銭を切ることです。周りにいる困った人に手を差しのべること、助けを必要としている人の隣人になること。」

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トスカーナきっての渓谷、オルチャ渓谷です。私たちの想像してきた渓谷とは全く異なるものでしたが、美しいです。

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トスカーナの美しい自然を眺めながらオルビエトに到着です。夕食のレストランにちょっと早めについたのですが、このお屋敷には聖堂もついていて、建物の探索や、ケイさんからヨガの指導を受けたりと、30分位の時間もあっという間に過ぎていきました。夕食にはワインも、お水も、最後には、コーヒー、紅茶もついていて、賑やかな、楽しい分かち合いの時間が過ぎていきました。