聖パウロの足跡を訪ねて 第四日 メルシンより

ここはオロンテス川のアンタキア(アンティオキア)とも呼ばれる。ホテルはイスタンブールより一段と良い。朝8時20分に徒歩で出発し、世界で2位とも3位とも言われるモザイク収集で有名な「アンタキア博物館」へ。1800年も前に作られたとは思えないような美しいデザイン、色彩、そして生きているような動物やくだもの、人々を見ることができる。入口はなんとも粗末であるが、中に入ってたまげてしまう。


次に聖ペトロ洞窟教会でごミサである。祭壇の2〜3メートル上には聖ペトロの石像があり、初代教会のごミサのようだ。すばらしかった。


アンタキアからパウロの町、「タルシス」へ。途中ガイドさんの粋なはからいで、イスケンデルン(アレキサンダーの町)の海岸沿いのレストラン「サラン」で、スズキの塩焼きを堪能した。お腹一杯のお魚とパンをいただいた。


タルシスでは、ここで生まれ、迫害者からキリストの宣教者となった聖パウロゆかりの地、最近発掘された町の遺跡、聖パウロの井戸、クレオパトラの門、アレキサンダーが風邪をひいた滝などを訪ねた。
メルシンのホテルは海の近くで、夕食は中庭でロマンチックな中、でも昼食のスズキのためかあまり食はすすまない。


今日も一日、たくさんのお恵みをいただき、きれいな天気のうちに移動をつづけています。