聖パウロの足跡を訪ねて 第三日

今日は国内線(TK=トルコ航空)で、南東をめざしアダナへ。約1時間半の飛行です。天気は良好、少し疲れ気味の方もいらっしゃいますが、皆さんお元気です。


アダナからはバスで、約170キロ程南方に向かって走り、聖パウロが初めて「キリスト者」と呼ばれるようになった町、アンタクヤ(アンティオキア)に向かいました。広大な畑やオリーブ畑、とうもろこし畑などを眺めながら、3日目のバスの旅、つい「ウトウト・・・」「こっくり、こっくり」、で、ガイドのUさんも力を少し抜きました(!?)。


4時ごろアンタクヤ着、セレウシアの港へ。聖パウロは第一回宣教旅行の時に、このセレウシアの港から、キプロス島に出発しました。
バスの中で、静かに聖パウロの福音宣教の熱意を黙想していらっしゃる方、ウトウトしている方、色々です。でも、皆様、もうすでに一つの家族のようになって、語り合い、笑いあっていらっしゃいます!

セレウシアでは、皇帝ティトスの運河を15分ほど歩き、2000年前の想像をしてみました。

夕方、御ミサはアンタクヤのカトリック教会で。カプチン フランシスコ会のイタリア人司祭、ドミニコ神父様と、シスターマリアグラチアの暖かい歓迎を受けました。