「竹内神父と行く 聖地イスラエル巡礼の旅」第六日目

「クムラン」はエッセネ派の人たちが光の子と闇の子の思想を持ち共同生活をしていた砂漠である。


ベドウィンが死海文書を見つけた4番目の洞窟とテントの中でガイドの西郷さんの説明を聞かれる皆様。後には死海が広がっています。
外は30度以上。暑いです。


洗者聖ヨハネがイエス様に洗礼を授けたヨルダン川はこの当たりといわれる。対岸は昼でもヨルダンだ。


神父様のお説教より「目の前にヨルダン川を見ています。」洗者聖ヨハネは荒れ野に叫ぶ声として洗礼を授けていました。イエスは今はそうさせてくれるようとおおせられ洗礼を受けられます。神と等しいことを固執せず、私たちよりもへりくだられ、死にいたるまで従順にされ私たちに模範を示されました。私たちも新たな悔い改めの生活をし、約束された喜びに入ることができますように。

「竹内神父と行く 聖地イスラエル巡礼の旅」第七日目

ヨルダン川を見ながらのごミサ、そこにはイスラエルの兵隊とヨルダンの兵隊が見守ってくれていました。


第七日目、最初の訪問地は「カナの婚礼」の教会です。
四組のご夫婦とご主人がお家にいらっしゃる方々が結婚の更新をなさいました。
「神よ、あなたを賛美します。あなたは順境にあっても逆境にあっても、私たちとともにいて下さいました。私たちを助け、互いの愛を忠実にまもりぬくことができるようにしてください。」各ご夫婦の声が響きました。


四組のご夫婦とお一人でいらした皆様。



ナザレトの「お告げの教会」でのごミサです。
「ここで世界がひっくり返るようなできごとが起こりました。お告げのその場に私たちがいるように想像しましょう。大天使ガブリエルの出現におどろかれたマリア、更に予想もしなかった大きなことが起ころうとしています。マリアは当惑し、迷い、ある意味抵抗しています。天使は聖霊があなたに降り、うまれる御子は聖なる神の御子ですと言われます。私たちはマリア様どうか良い返事をして下さいと願っています。マリアの私は主のはしためです、お言葉の通りになりますようにと答えられます。私たちもそのように答えるものとなれますように。」


「お告げの教会」ではマリア様の愛、謙虚さ、率直さ、深い祈りの精神、真っすぐ聖霊にお答えになる心の姿勢など、たくさんのことを思い巡らせました。


長谷川蘆花師の「聖母子」は私たち日本人の誇りです。


沈黙の聖人「聖ヨゼフ」。どれだけの愛と献身、自己放棄の心、思いやり、等々の日々を送られたことでしょう。


いつも行くレストランは満杯でした。さあどうしましょう!ステラの社長のマリア様はきちんと場所を用意して下さいました。シスター磯村の修道院のお庭でのピクニックでした。ありがとう、神様ありがとう!

「主のご変容の教会」が今日最後の訪問地です。皆さま、疲れていらっしゃいますが、お元気にがんばっていらっしゃいます。


昨日はイスラエルの戦没者の日で、今夜8時から「独立記念日」である。8時まではワインもビールもダメでした。
夕食の後、有志でお祭りの町中にくりだしました。

松尾神父様と行く聖地巡礼 キリストの足跡を訪ねて 第9日目

ガリラヤ湖での御来光で1日がスタートしました。幻想的な景色を見ながら、「主は水辺にたった」を口ずさみました。

昨日は戦没者記念日でした。そのため昨晩から今晩まで、お酒はお店では出されず、また賑やかな音楽なども控えます。私達も様々な場面でその影響を体感する1日となりました。
ホテルロビーにはロウソクが灯されています。


ごミサはカファルナウムにある聖ペトロ教会で捧げられました。ここはイエスにとって、ナザレの後の活動拠点です。
教会で歌った聖歌「ガリラヤの風かおる丘で」のなんと美しいことでしょう。今日はさながら「歌う巡礼団」。静かな戦没者記念日でも聖歌で神を賛美することはもちろん許されています。

そのあと少し北のバニヤスに向かいました。ここにはかつて異教の神殿があり、またイエスは迫害から逃れ、弟子を伴ってきた場所でもあります。
ヨルダン川の水源のひとつで、泉がわきあがり、緑が驚くほど多い、生き物の聖地です。
 

ガリラヤ湖遊覧も、半旗かかげられ、後半お楽しみの船上でのフォークダンスも、今日はお預け。
でも混成四部合唱の皆様にご指導いただき、しっとりとした遊覧ができました。


ブーゲンビリアが満開です。

お昼は聖ペトロの魚、セントピーターズフィッシュというクロダイの一種を頂きました。割り箸とお醤油とともに、皆様大変満足し、きれいに召し上がっていました。

割り箸に興味津々の隣アラブ人に、割り箸をプレゼント。意外に上手に操っていました!

山上の説教の教会では聖堂内で「その人は幸い」を歌いました。なかなか音をとらえるのが難しい曲ですが、苦手意識が消え、これからミサで歌うのが楽しみになりました。

本日最後の訪問地はペトロ召命教会。ガリラヤ湖畔で石や貝殻を拾うのがお約束。これは岩塩より軽いので、さらによいお土産になるでしょうか。

そして現在、現地時間の11時です。いつもは静かな宿泊先の外が、なにやら大変賑やかです。明日の独立記念日にむけて、花火も上がっているようです。この巡礼中、4月19日のホロコースト記念日を始め、いくつかの記念日と重なり、イスラエルが抱える問題を身近に感じる機会ともなりました。

さて、いよいよ明日は最終日です。