ペラール神父様と行く「広島、山口、萩、津和野」巡礼の旅第2日

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最初の訪問は、ザビエルが宣教を始められた大道寺の跡の、「ザビエル記念公園」です。日本語も儘ならないザビエルの、神の国についてのお話しを聞いて受洗する多くの方々がいらした。宣教師魂とそこに燃える熱意が人々の魂を揺さぶったのでしょう。

 

ザビエル記念聖堂では、もうすぐ90才になられるカンガス神父様がお迎えして下さいました。

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ごミサは、ザビエル記念聖堂で捧げられました。

 

「2日目のごミサをこの聖堂で捧げることができ、とても嬉しく、感動しています。・・・昨日の説教では、イエスに出会った体験からあふれる喜びを持って、明るい顔で生きることについて話しました。その理由は今日の福音に書かれています。この現代の世界には、戦争や、難民問題、テロなど不安定な状態が続き、皆、平和を望んでいるのに平和ではありません。けれども、イエス様が望んでいらっしゃる平和は、ちょっと違います。・・・イエスの平和は、嵐のない状態ではありません。ガリラヤ湖上で嵐に遭い、弟子たちは恐れているのにイエスは眠っていらっしゃる。イエスは、悪を避けるとか、悪をなくすのではない。イエスの平和は、神からきます。神が常にそばにいてくださる。嵐のなかでも、悩み、苦しみ、心配事があっても平和になれます。平和は、神から来ます。神に任せること。私は、伊万里のトラピストで、毎年、通訳のために一週間過ごします。シスター方は、寝る前の祈りの中で、神に委ねますと祈ります。心配事や、家庭の嵐をも神に委ねます。神から来る平和。

苦しんでいても喜びがあります。喜びにあふれます。寝る前の祈りの後で、神に委ねますと祈り、このような心持ちで日々、生きていけますように。」

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カルメル会修道院の訪問です。皆様が、シスターお手製の沢山のスリッパを買って下さいました。

 

シスター方の教会の祈りに参列し、参加者Oさんの同級生のシスターと院長様が特別に皆様をお迎え下さいました。

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周りの新緑の木々の中にそびえ立つ瑠璃光寺の五重塔は美しいです。日本の素晴らしい美の結集ですね。

 

次は、希望者のみ、秋芳洞に入られました。石筍が3㎝伸びるのに500年かかるというような、気の遠くなる世界です。

 

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松陰神社では、現代の私たちには欠如している日本人の心に触れました。

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楽しい、美味しいお夕食です。1日の巡礼の後での一杯のビールが喉に染みて、すべてに感謝です。