「山下神父様と行く 五島列島・長崎巡礼の旅」第2日目
早朝ミサに与られた熱心党の皆さまです。
久賀島の「浜脇教会」と「牢屋の窄記念聖堂」へ。信仰のために命を捧げた高貴な方々。痛めつけられても、罵倒されてもキリストを否まなかった人々。小さな子供でも死ぬまで我慢した信仰。今、生きる我々の信仰は?
「五輪教会」から「キリシタン洞窟」へ。世界遺産暫定リストに入っている「旧五輪教会」には教会守りがいらっしゃいました。
すごいことに、キリシタン洞窟の上にまで、皆さまが行くことができました。素晴らしい天気に恵まれました。
昼食をえびやさんで頂き、最初に訪問したのは「土井の浦」教会です。
若松大橋でちょっと。
今日は、聖シモン、聖ユダ使徒の祝日。「福見教会」でのごミサでした。
「二人とも目立たない聖人で、ルカ福音書だけにでてきます。イエスは使徒を選ばれるため、前の晩、一晩中祈られました。12使徒の上に教会を建てる。その前に世を徹して祈られました。何を祈られたのでしょうか?選ばれた人たちは、特別に秀でた人ではありませんでした。神の神秘です。何故私たちが洗礼を受けたのかも分かりません。永遠の昔から神が選んで下さいました。12人の使徒の中に裏切る者もいました。地球には悪があります。周りの人の中にも罪や悪が支配しています。それは、私たちの心のなかにあります。良くないものが心の中にあります。けれども悪だけに目を止めるなら希望は萎えてしまいます。この弱さが神の摂理の中に入っているとしたら、私たちには希望があります。イエスを探し求め触れてもらおうとする。わたしたちはどれだけ真剣に神を求めているでしょうか?神を探し求める恵みをごミサの中で願いましょう。」
「浜串教会」を越えて港の「希望の聖母」像の所へ。自然に「アベ〜アベ〜、アベマリア」の歌が。
10月、ロザリオの月。マリアさまの前には沢山のお花が飾られ、子供たちの出欠表も目に止まります。
今日最後の訪問は、「桐教会」です。靴をはいて入れる数少ない教会の一つです。外には信仰を命懸けで生きたガスパル与作とその父・パウロ善七と、ミカエル清川沢次郎の信仰顕彰碑があり、ガスパル与作はプチジャン神父に会えた「大浦天主堂」の方角を指差しています。