道北・道東の教会と大自然を巡る旅 第3日
知床第一ホテルでの朝食です。皆さま、本当におげんきで、よく召し上がっていらっしゃいます。今日のごミサの北見教会に向かいます。この直線道路をご覧下さい。
雄大な層雲峡の峰々を車窓から眺めながら「朝の祈り」です。
「・・モーゼの人生は波乱万丈でした。追放され、ミディアン地方で新しい生活を始めた時に神と出会いました。私たちの神体験も神秘的です。出会う出来事や出会った人々など、そこから神の使命が分かってきます。神が使命をくださいます。それを受け止めるか、受け止めないか。今日の使命もあります。神が使わす目的があり、それを実行するために自分の時間をつかいます。「私は、あなたとともにいる。神は、使命を与えられますが、強要はなさいません。けれども、ともにいると約束してくださいます。1日24時間は同じでも、それぞれの使命は異なり、そこに神がいてくださいます。神から頂いた使命を果たしていく過程で、完成されていきます。それが喜びであり、平安につながっていきます。今日も遣わされたものとして、24時間を過ごしましょう。」
層雲峡から網走教会までは、2時間半ほどかかりました。ごミサをこちらの教会でさせていただきました。神父様と大勢の信徒の方々がお迎えして下さいました。
「昨日の福音までは、改心を迫るキリストの厳しい言葉が続いていました。ガリラヤ湖畔周辺の町々への厳しい言葉でした。それに続く、疲れたもの、重荷を負うものは私のもとに来なさいとの、キリストのやさしいお言葉です。この優しいお言葉の直前には賛美の言葉があります。キリストは賛美を忘れません。私たちには不平、不満の方が多いです。真の人の叫びは、真の祈りですが、思い通りにならないことにも、賛美と感謝を忘れないこと。キリストは、福音の中で天地の主である父をほめ称えています。幼児のようにならなければ、真理を理解できません。幼児のようにならなければ、うまくいかないことの中に
神の御手を見ることはできません。私を見たものは神を見た。キリストは、私の今日の生活の中に来て下さいます。小さな子供が見たこと、聞いたこと、感じたことをすべて話すように、私たちも幼児のように、このようにすることができますように。」
山本神父様とご一緒に。昼食は、北海道らしく美味しい三色丼でした。そして、オホーツク流氷館へ。マイナス15度の体験やかわいいクリオネをみたり、皆さま、幼児のようにはしゃいていらっしゃいました。
次に訪れたのは博物館網走監獄です。過酷な刑務所生活を強いられた囚人によって北海道の道路が造られました。
一番過酷な刑罰は、独居房でした。そして、教誨室でお祈りが捧げられました。