道北・道東の教会と大自然を巡る旅 第4日

　　

知床第一ホテルでの朝食です。皆さま、本当におげんきで、よく召し上がっていらっしゃいます。今日のごミサの北見教会に向かいます。この直線道路をご覧下さい。

ホテルから北見教会に直行する、車中で神父様は「朝の祈り」をしてくださいました。

「モーゼに、燃え尽きない芝山から神の名が初めて顕現されます。私は、ある。私は、私というものだ。神は神。神はいらっしゃる方。理解できる神は、この概念で十分です。旧約、新訳を通して導いて下さる神。この神をしっかり心に携えて生きていけるか。それが信仰生活です。10の災いの後、過ぎこしの神の業の後にエジプトを脱出します。モーゼの人生、旧約の物語そのものは、私たちの人生です。１つ１つのことは分からなくても、神がそこにいてくださいます。人間の現実が赤裸々に描かれていて、今日という１日もそういう１日です。神の御旨を行うこと、そこに、私たちキリスト者の喜びがあります。」

　　

ごミサは「北見教会」で捧げられました。

「私のもとに来なさい。と言うキリストの言葉は、ただ単に招きではなく命令形です。私たちはキリスト者として、キリストのもとに集わなければなりません。私たちは、自分を疲れたもの、重荷を負うものととらえています。同時にキリストのもとに集っていない部分もあります。疲れや重荷を通してキリストをだれよりも求めます。疲れや重荷は不平を言うためではありません。キリストのもとに集う理由です。キリストに信頼し、集うために神が許したものです？私は、柔和で謙遜なものなので私に従いなさい。このキリストの言葉も命令形です。私の軛は負いやすいと言われます。私たちを真理に導き、真理は私たちを自由にします。苦しみや傷みはありつづけますが、心は開放されていきます。物理的には開放されないかもしれませんが、真理に近づき開放されます。キリストのすべての言葉に忠実に生きるなら、私たちの身は軽くなります。今日、１日、そのように生きるお恵みを願いましょう。」

　　　

「オホーツクビール」というレストランで、ホタテフライ昼食を頂き、屈斜路湖と摩周湖へ。どちらもきれいに見ることができました。神様ありがとうございます。マリア様の御取り次ぎに感謝！

　　　　

どこに着いても美味しいソフトクリームや、ジャガバタ、とうもろこしなど誘惑がいっぱいで、そのつど頂いてしまう私たちです。摩周湖もこんなにきれいに見えるのは珍しいことのようです。ありがとう神様、ありがとう！

　

道にりすや狐が出て、私たちに挨拶をしているよう。

　　　　

今夜は最後の晩餐です。金婚式の仲の良いエムさん御夫妻、巡礼初日にお誕生日を迎えられたエスさん、そして、数日前にお誕生日のサイさんです。皆さま、本当におめでとうございます。末長いお幸せを皆でお祈りいたします。