北海道巡礼の旅〜函館の教会と自然の中て神を賛美する旅〜第3日目
今日はあいにくの雨です。
富良野教会では、ドイツ人のヒラリオ神父様が歓迎してくださいました。信徒数は75名。冬の間も大雪の中を信者さんはミサに集まり、お聖堂の中はペアガラスの窓で暖かくなっているそうです。
広い北海道の中で神父様は何カ所かの教会を担当されており、なかなか信徒のみなさんの要望にゆっくり対応できないのがお悩みのようでした。しかし、こういう時だからこそ司祭不在の隠れキリシタン時代に思いをはせ、信徒が力をあわせてほしい、という神父様からの強いメッセージを、私たちもうけとめました。
こんなお天気でも、富良野のラベンダー畑は観光客でいっぱいです。巡礼の旅であることを忘れ、アイスにメロンにシュークリームを満喫。お花畑は手入れがきちんとされ、素晴らしかったです。
層雲峡温泉にて最後の晩餐です。歌あり手話あり詩吟あり。笑いだけでなく皆である方への思いを分かち合い、深く交わる時間を過ごせたように思います。きっといまここにいる、そう信じたい。天国もいいけど、たまには近くにいらしてください、と願った夜でした。
北海道巡礼の旅〜函館の教会と自然の中て神を賛美する旅〜
今回の巡礼で最もハードな1日です。起床は4時。男子のトラピスト修道院の朝の祈りとミサに参列します。そして今日は聖ベネディクトの祝日。このお恵みに感謝です。昨日訪問したトラピスチヌに比べ、観光地とはかけ離れた場所で、観想生活を送っている修道士たち。荘厳な祈りの時間でした。ミサの中では平和の挨拶があって、少しホット?しました。
ミサのあとにいただいた修道士のみなさんが育てている牛による自然のミルクとクッキー。体にやさしい味で本当においしかったです。ホットミルクがクセになり、そのあと旅館の朝食でものんでみましたが、トラピスト製のミルクは、やはり特別な味だったようです。
小樽の観光客にも人気の富岡教会は、おとぎ話にでてきそうな、本当にかわいらしい建物でした。短い時間の訪問でしたが、心穏やかな気持ちになりました。
少しは観光地も巡ります。夜景が有名な小樽運河にて。この角度がベストポジションだと思いますが、いかがでしょうか?
札幌を経由し、月寒教会で、信徒の方々も一緒にミサにあずかりました。
巡礼旅行では、こういったそれぞれの場所で、信仰を同じくする仲間と出会い、一緒のミサにあずかれる時に特に幸せを感じます。今回も月寒の皆様が準備をしてくださり、にこやかに歓迎してくださいました。その笑顔で今日の長旅の疲れもすっかり吹き飛びました。
北海道巡礼の旅〜函館の教会と自然の中て神を賛美する旅〜
最高の季節に、爽やかな空気あふれる北海道にやってきました。これから4日間、北海道の中部にむかって縦断します。かなり移動距離も長い巡礼となりますが、自然の中を祈りながらいきましょう。
函館行きの飛行機が、乗り継ぎ客の遅延という理由でかなり遅れました。この数10分の時間は私たちにとってはかなり打撃です。でも何事にも動じず、怒ることなくまいりましょう…(と、自分に言い聞かせました)
最初の訪問地は「旭が岡の家」の老人ホームです。老後に過ごす場所として、施設、病院という考えではなく存在している人気の老人ホームです。職員は制服ではなく、入居者もきちんとお化粧もし、みなさん生き生きと過ごされていました。
旭が岡の館内には、いたるところに工夫、遊びがみられ、本当にワクワクします。今から申し込みをしていたら…いつか入れるかな?
函館の中でも観光地として人気の元町地区。私たちはそのような観光地には目もくれず(後ろ髪をひかれながら?)元町カトリック教会を訪問、すぐに次の地へ向かいます。
でも、函館らしい坂のある街並みは楽しめました。高台から望む元町教会と美しい海。色のコントラストも最高です。
トラピスチヌ修道院でミサの後、修道院の夕の祈りに参列しました。なかなか入れない聖域、シスター方の姿は見えず、歌声だけ聞こえてくるお聖堂での祈りの時間は、私たちにとって心に残る貴重な体験となりました。
忙しい1日の最後は、希望者のみでの夜景見学。函館山の夜景は実はこの時期は、あまりきれいに見られないそうです。今日も山頂付近に靄がかかってしまいました。でも祈りと気合いで!下山の頃にはバッチリ。神様ありがとう!
グレゴリオ聖歌と黙想「函館トラピストでの合宿の旅」第三日目
グレゴリオ聖歌と黙想「函館トラピストでの合宿の旅」第一日目
高橋神父様の講話を伺い、明日のごミサの練習が終わりました。
皆様、トラピスト修道院製造のおいしいソフトクリームを頂き、休憩の時間です。
ほんのひと時のリラックス。気温は20度位、このさわやかな風を東京に送りたい!
夜7時15分より修道士の唱える晩課と寝る前の祈りに参列させて頂きました。
神様のため「祈りかつ働け」をモットーに沈黙のうちに隠れた生活をしていらっしゃる修道者の生き方は、私たちに信仰を生きる真剣さを見せてくれます。
「京都巡礼の旅」 第2日目
「都の聖母」の教会が捧堂された時の宣教師と信徒の喜びを想像しながら、美しい紅葉を楽しみました。
このフランシスコの家がある地域は 16世紀には教会、病院、修道院があり多くのキリシタンが暮らしていました。フランシスコの家は 京都の商家の作りをいかしています。入口入ってすぐのところに26聖人、かくれキリシタンの貴重な資料を拝見しました。 奥には座敷の御聖堂があります。
フランシスコの家のスタッフのかたです