松尾神父様と行く平戸•生月•中江の島•天草巡礼一日目
晴天に恵まれて隠れキリシタンの地にご出発です。皆様朝から笑顔でお元気一杯です。
巡礼最初の訪問地は、福岡県の今村教会です。この教会でごミサを捧げていただきました。平原の中に突然現れた教会の姿には迫力があります。禁教下、信仰を守り貫いた方々が確かにここ今村にいらっしゃったことを目の当たりにしました。
神父様の今日のお説教を抜粋して書かせていただきます。
「信仰を十字架の形で表すことがあります。まずは神様と私の縦の関係。そして、縦だけではなく信仰共同体との横の繋がりがなければ、信仰を伝えていくことは出来ません」
迫害の風が吹き荒れる中でご聖体拝領も出来ずに隠れながら信仰を次世代に伝えて下さった先人を思うと、日曜日にはごミサでご聖体をいただける有難さ、そして潜伏キリシタンの方々から私たちに繋がっている長い横の線があることを感じずにはいられませんでした。
昼食後は田平教会まで3時間の移動です。お昼寝をしたりおしゃべりをしたり、また日本のキリシタン史について勉強したり充実した時間となりました。
神父様はいつも引っ張りだこです。
教会隣りの墓地はとてもキレイにお手入れされています。
紐差教会に到着したら、教会が閉まっているというハプニングが!シスターのおかげでご聖体訪問が叶いました。清らかな優しいシスターがさらに天使のように見えました。シスター駆けつけて下さり有難うございました。
6時のアンジェラスの鐘に見送られながら紐差教会を後にします。
ホテルまでの道中、夕日がキレイでした。関東より日の入りが遅く何だか得した気分です。
今朝は早起きされ長い一日でしたね。温泉に入ってお疲れを取って、また明日も元気に参りましょう!