「信仰年」企画 聖パウロ ギリシャのゆかりの地を訪ねて 第九日目
教会への道は朝市で賑わっていました。
ギリシャの経済は大変な状況であるが、朝市での食料品はこんなに豊かです。
巡礼最後のごミサです。「・・・この巡礼のテーマは希望です。パウロのダマスコでのキリストとの出会いがどのような意味を持っていたのか。最初からできあがっている人はいない。パウロが私たちに成長段階を見せてくれる。・・・信仰の門を開けるには、長い道にあるドアを一つ一つ開けていくこと。今日の祭服は緑色です。緑は木の色であり、希望の色、成長していく神の国の発展を意味します。・・・神から頂くものはすごい。これからも苦しみがあります。けれどもからし種やパン種のように、毎日の生活の繰り返しが重なり、実っていきます。巡礼に参加してくださりありがとうございました。ギリシャのために祈りましょう。」
本当に最後の日を迎えてしまいました。ごミサの後にはスニオン岬です。岡の上にはポセイドン(海の神)の神殿が立ち、皆さまを抱擁しているようです。
海岸のレストランでカリメーラではなくカラマーリ(いか)を頂き、ビールやウゾ(ギリシャの焼酎)を飲んで、大きな家族のアガペ(愛餐)です。
ガイドのアリティーさんの的確な案内に皆さま、大満足でした。
最後のアテネでの自由時間にはショッピングの後に、ホテル・グラン・ブリターニュでの一息。美味しい、ほっとした急速です。
トルコ航空をイスタンブールで乗り継ぎ、皆さまがご無事に関空にお帰りになりました。神様、マリア様、日々のお守りと最高のプレゼント、本当にありがとうございました。
団長の司教様、沢山のお祈りと毎日の晴天、そして愛をありがとうございました。
ガイドの神父様、神父様のパウロへの愛が私たちに伝わってきました。お身体を大切に、その学識ど繊細なお心遣い、宣教への熱意をいつまでも周りの人々に撒き散らして下さい。
「信仰年」企画 聖パウロ ギリシャのゆかりの地を訪ねて 第八日目
再び「聖クララ」教会でのごミサです。
12使徒・聖シモンと聖ユダの祝日です。
「・・・第一、第二バチカン公会議でローマの教皇を中心とする教会の指導体制が決められた。これはキリストの意志から出た組織である。その職務は祭司職、教導職、王職であり、奉仕職である。仕えられるためではなく仕えるためにきたキリストに倣う職務である。信徒は世俗の中にあって福音を証するものであり、信徒無しに全世界の福音化はできない。聖パウロは皆さんは聖霊の住む聖なる神殿であるから、それにふさわしい生活をするようにと言っている。」
和田神父様の大好きなリンドスの聖パウロ教会とパウロ湾です。
この空の色と水の色に、泳ぎ出してしまったアイさん、気持ち良さそうでしたね。
第三回宣教の時に聖パウロがここに来たと書かれている。
リンドスの岡の上・アクロポリスまでは歩いていらした方々、またろばに乗っていらした方々も。
和気あいあいとお食事じかん。皆さまの食欲はずーっと変わらず、とても健康的です。
お二人のパウロ。この「信仰年」の巡礼の要です。
ほんの短い自由時間の後にリンドスとロードス島にお別れです。
また来ます、また来たいな〜!
「信仰年」企画 聖パウロ ギリシャのゆかりの地を訪ねて 第六日目
ホテルの近くの「王たるキリスト」の教会でごミサでした。
福音と使徒行録はルカによって書かれた。メッセージをもったものである。
今日の訪問先はアテネのアゴラ、コリントの遺跡、イストゥミアの遺跡、ケンクレアとコリント運河でした。
この真っ青な空と海。そしてパウロがコリントの高台で説教されたように、その場所で和田神父様のお話しを聞ける感激に浸りました。
「信仰年」企画 聖パウロ ギリシャのゆかりの地を訪ねて 第四日目
ガイドのジーナさんは一生懸命に案内してくれます。
また、和田神父様の聖パウロについて、リディアについて、またこれから向かうフィリピについてのお話しをバスの中で聞きながらという、なんともぜいたくな巡礼です。
司教様の先唱でロザリオも一環唱えました。
フィリピの最初の信者、リディアが洗礼を受けた川のほとりで、野外ミサが捧げられました。すばらしかったです。
フィリピの遺跡で。
司教様、パウロのように現代の教会を力強く支えて下さい。
古代フィリピの町の中で私たちに使徒言行録を解いて下さる和田神父様は、「荒野に叫ぶ声」。
「信仰年」企画 聖パウロ ギリシャのゆかりの地を訪ねて 第三日目
イスタンブールからテサロニケまで一時間半。ヨーロッパは国と国が近いですね。
先ずごミサです。「聖母の無原罪の御宿り」の地下聖堂でささげられました。
「パウロはテサロニケに2〜3週間しか留まることができませんでした。そのため、アテネやコリントでテサロニケに手紙を書いています。・・・聖なる生活をしなさい。罪の生活を捨てて、新しく生きるように。私たちが聖なる者になることが神の願いです。真善美そして聖性は死ぬまで問い続け、追い続けるものである。」
ガレリウスの門は車窓から見て、デメトリウス教会へ。
イスタンブールにいらっしゃるギリシャ正教会の大主教がいらしていたらしく、教会の中は信徒であふれていた。
パウロがテサロニケの人々に説教をしたウラタードンの修道院には「ここでパウロが説教をした」と書かれた小さな祭壇がある。
晴れ渡った夕焼けの空に普段なかなか見えないオリンポスの山がかすかにみえた。
神様から沢山のお恵みを頂いています。