中谷神父様と行く生月、黒島、平戸巡礼1日目

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朝8時10分に羽田を出発し、10時に福岡に到着。

雨は止んでいて、すでに24度ありました。

曇り空の中、まずは今村教会へ向かいます。

 

今村教会は、長崎を中心に多くの教会建設を手掛けた鉄川与助の設計、施工により完成しました。

2つの塔を持つロマネスク様式の赤煉瓦造りの教会は、国内に残るレンガ造りの教会として貴重なものです。

中に入ると高いリブ ヴォールト天井やステンドグラスなど完成度の高い内部を見ることができます。

 

 

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今村教会で本日のミサをおこないました。

 

中谷神父様のお言葉:

今日から巡礼の旅が始まります。

巡礼にくるたびに人間の力ではできない神様の力を深く考えさせられます。

信じようとする人に応えてくれる神様、この旅が祝福されたものとなりますように。

 

お説教では、復活祭がおわり、使徒言行録で言われているのはパウロのお話しです。

文書の中にもパウロに乱暴を働き、石を投げつけるとありますが、色々な争いがありキリスト教を迫害しようとします。初代教会から迫害がありました。信仰を持つということは、鍛えられます。

神様は信仰者として私たちを育ててくれています。

巡礼を続けながら日本でもあった迫害のことを考えながら、それでも信じて生きる、この祈りをしながら旅をしていきましょう。

というようなお話しがありました。

 

 

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昼食後、伊万里トラピスチヌの見学です。

山の上にあり、道は修道院に近づくほど細く小型バスでようやく行けるような場所です。

ここは観想修道会なので、基本的に修道院の中だけで祈りと観想、労働を中心に生活を送っています。

今回は時間が合わず夕の祈りに参列することはできませんでしたが、シスターたちの祈りの声は心が洗われるような素晴らしいものなのだそうです。

場所だけは見学してきました。

 

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聖堂の説明、トラピストのお菓子販売や、私たちにお菓子とお茶の準備をしてくださったシスター方。

外部の人に会えるシスターも限られています。

笑顔の可愛らしいシスター方、中谷神父様とご一緒に。

聖堂の木彫りのマリア様は、見る角度によって様々な表情になるような気がします。

このマリア様を見学に来る方も多いのだとか。