「松尾神父様と行く山口・萩・津和野巡礼」第2 日目
2日目は雨の中始まりました!
山口市内から萩へと向かいます。
萩教会では、主任神父様でいらっしゃる恩地神父様が、萩の殉教者についてお話しくださいました。
資料もご用意くださって、熱心にお話しをいただきました。
そして萩教会にて、この巡礼最初のごミサが捧げられました。
↓神父様のお説教
「今、シリアでのイラク戦争やISのことで、宗教=怖いという風潮があります。
キリスト教も2000年の間で失敗や過ちを犯しました。バチカン公会議で、間違いを正し、わたしたちは罪人であることを認め、他の宗教の良さを知り、手と手をとりあい平和を目指す方向になっています。今日、訪れる報恩寺も隠れキリシタンを匿って下さいました。
自分と違う価値観を持っている人を、偏見のレッテルを張るのではなく、違いを認め合うことが出来ますように。」
恩地神父様がご同行して下さり、
萩の殉教者記念公園を訪れました。
苦しい拷問を受けてもなお、信仰を棄てなかったキリシタンの方々。
迫害の様子を伺うだけで、心が苦しくなります。
恩地神父様のおかげで萩の殉教者について沢山知ることが出来ました。
本当に有難うございました。
雨の萩も風情がありますね。
昼食後は、萩博物館へ行きました。
そして、報恩寺へ。
難波ご住職様が迎えてくださいました!
報恩寺では、古くからキリシタンを匿ったという言い伝えがあったそうですが、
大掃除の際、地下からカトリックのものとみられる聖遺物が見つかったのです。
当時のことなどを詳しくお話しして下さいました。
貴重な聖遺物を見せて下さいました。
弾圧の中、信仰を守り抜いたキリシタンの方々もすごいことですが、
命をかけて匿って下さったお寺の方々。
今日の神父様のお説教が心に染み込みました。
お夕食は、恩地神父様もいらしていただきました。
神父様の本のサイン会になっていました!