平神父様と行くイタリア巡礼 第8日目

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最終日の朝です。

今朝も最後にもう一度サンピエトロ大聖堂に、という方々と向かいました。昨日より早く出発したこともあり、今日はスムーズに入れました。

ラテン語のミサに与りました。侍者の男の子がかわいらしかったですね。

 

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グループ最後のごミサはカタコンべ内の聖堂で行われました。カタコンべの中は撮影禁止のため、かわりに外でとった兄妹のツーショットを載せておきます(^-^)

 

ごミサのお説教は御言葉についてでした。

 

 神父様のお説教より…

「体験した記憶や言葉はたとえそれがどんなに素晴らしいものだったとしても、そのままにしていたらいずれ風化してしまう。でも自分達の体験を誰かに「語る」こと、それが御言葉を掘り起こす作業になる。

沢山の人に語り、相手の心に御言葉を届けよう。それが私達カトリック信者の宣教の使命でもある…」

 

この旅の前にきいていたら難しいと感じていたかもしれない「使命」、ですがまずはこの旅での様々な体験、記憶のことからなら語れる気がしました。思いがけないトラブルはあり、未だに完全には解決していないものの、そのできごとを通して気づかされた皆さまの心配り、優しさ、そして強さ。そんなそれぞれの様々な感情の葛藤を包み込んであまりある、あのアッシジの静寂、美しさ。

目をつぶっていつまでも自分一人で浸るのもいいけれど、それを人にかたり、そして「そうだね、良かったね」と言われた時、皆、平神父様が私達に伝えたかったことを必ず実感できることでしょう。

 

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皆さんとの一緒の最後の食事。ピザのお味はいかがでしたか?

お店のスタッフとして日本語も堪能な高校生テオちゃんが対応してくれました。日本の大学でいずれ勉強することを目指すテオちゃんです。それにしても大人っぽい!

 

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最後の訪問先はコロッセオとフォロロマーノです。炎天下の中、ちょっときつい行程でしたが、皆様根気よくついてきてくださいました。

 

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ローマガイドのMさんは何と奄美ご出身。神父様と同郷でした。明るいMさん、暑い中ガイドをありがとうございました!

 

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ローマを予定通りたち、無事パリにつきました。あと少しで現実の世界に戻ります。

羽田でトランクがちゃんとでてきますよう、祈りながら搭乗です。

 

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無事羽田に到着しました。なんとも名残惜しい限りです。でもまたそれぞれが再会できる日を楽しみにいたしましょう。

本当にありがとうございました。皆様お元気で。