東トルコ・アブラハムの地・アララット山を訪ねて 第四日目
スキー場で有名なエルズルムをたち、地元で有名なお店で朝の一杯。
男性しかいないお店で私達の小集団はかなり違和感?ではありますが、少年たちに靴をみがいてもらい、交流も楽しみました。
これがみんながいつも飲んでいるトルコ紅茶(チャイ)です。スプーンは観光客むけ。普通はこの溶けにくい角砂糖を歯の間に挟みながら、濃いめの紅茶を何杯も飲みます。
この飲み方、なかなかクセになりますが、残念ながらこの固い砂糖はお店では手に入れられません。
窓からの景色は、だんだん緑が減っていきましたが、様々な顔をもつ東トルコは私達をあきさせません。
高原の町カルスを経て、かつてシルクロードでさかえた都市のアニ遺跡へ。川を越えた先は隣国アルメニアです。歴史の流れにのまれ、その後1319年の大地震でさらに破壊されたという遺跡ですが、教会のフレスコ画も風雨に耐えて残り、なかなかの迫力でした。
そしていよいよ、前半の山場、ノアの方舟がたどりついたというアララット山へむかいます。
車の中では聖書の創世記を読み、聖歌を歌い、なんとその一時間後、空には虹が!まさに、神がノアに契約のしるしとして置いた「約束の虹」…
などと気持ちをもりあげながら三時間、私たちの前に、ようやくアララット山が姿を現しました。標高5137m、頂きには万年雪が見えます。
明日の朝はアララット山から昇る朝日に挑戦します!