トルコ・聖パウロの足跡を訪ねて 第九日目

パムカレの温泉に足をつけて。
  


パムカレさようなら!今日もすばらしいお天気です。
  


聖ヨハネと聖母マリアが晩年を過ごされたエフェゾの遺跡に到着しました。
  


ローマ時代・アジア州地方の州都であったエフェゾは25万ほどの人口のある小アジアでは非常に大きな町であった。
  


エフェゾの遺跡を見ながらパウロの驚きを想像できる。
  


エフェゾ・聖母マリアの家を守るイスラム教のトルコ人。野外ミサ用の祭壇もある。
  


私達の旅といつもともにいて下さった聖母マリアの家でのごミサです。
神父様の言葉。「マリア様はここでヨハネと過ごされました。芸術作品の中に沢山マリアについての作品があります。ピエタを見る子供を失った母はマリアの心に触れます。多くの音楽、文学、芸術にインスピレーションを与えました。結婚していない女性が母となると言われる受胎告知の絵。私は主のはしためです。お言葉の通りになりますように。マリアは、聖霊の力によって母となりました。マリアはイエズスの救いの業の協力者です。神の子の母となるために自由に承諾しました。受難と十字架の死までともに歩まれました。愛を教えただけの30才代の息子が憎しみによって殺されました。三年間もともに過ごした弟子達も逃げてしまいました、
431年エフェゾの公会議で神の母マリアと決定しました。マリアは神ではない。誤解によってプロテスタントとカトリックの対立が生まれました。マリアは神とともにイエズスのもとにいて私たちのために取り次いで下さいます。」
  


教皇ベネディクト十六世は数年前にここを訪問なさいました。その時に持っていらしたロザリオが祭壇の右隣の部屋に飾られていました。


イスラム教徒にとっても聖母は特別な方である。カトリックの聖堂の横に小さなモスクがある。



クシャダシのホテルは海の近くにあり夜景がきれいだ。