井上神父様と行く「信仰と観光の台湾への旅」第2日
午前中に宜蘭に到着。「聖母ご出現の教会」でごミサです。ここに聖母がご出現になられたのは1980年です。道に迷った10名位の方々を助けられた聖母です。
ごミサのお説教です。「今日の福音はザアカイの話です。私がとても好きな箇所です。イエスがいらっしゃると聞いたザアカイは、すぐに走っていきます。背の小さなザアカイは近くにあった木によじ登りました。イエスはザアカイを見て、今日、あなたの家に行くとおっしゃいます。イエスとの1回の出会いでザアカイは回心しました。彼の生涯が完全に代わってしまうような出会いであり、回心でした。私たちもどんな形で回心するでしょうか?」
宜蘭から太魯閣へ。車窓から次第に断崖絶壁が見えてきます。
Silks ホテルの夕食です。すごい種類のビュッフェなのですが、台湾料理らしく野菜がいっぱいで、ヘルシーなのが嬉しいですね。
巡礼の楽しいひと時、ディナータイムです。ここで、新たなお友達ができたり、より親交を深めたり、ハッピーアワーです。
井上神父様と行く「信仰と観光の台湾への旅」第1日
早朝に羽田集合、午前10時には台北に到着しました。すぐに観光です。
仏教と道教が混然と同居している「龍山寺」は台北最古のお寺です。入学・健康・etc. 祈願のために真剣に祈り、お供物を捧げている方々も。
世界一高い建物と言われる「101」を背中に。皆さま、リラックスムードです。
「国父紀念館」は、建国の父、孫文の記念館です。
人形のように直立不動の兵士は1時間毎に交代するそうです。
「101」の中に入ります。
エレベーターの入り口には、世界最速のエレベーターとして、ギネスの証明書が飾られています。30何秒間で87階まで上ります。
巡礼最初のごミサは、無原罪の聖母カテドラルの小聖堂をお借りして捧げられました。
「今日の福音は、私たちのお手本です。イエスは盲人をただ目が見えない人というだけではなく、彼の信仰を見抜かれました。あなたの心の目が開かれて、ますます神の教えに従って生きていくことができるようにと諭されます。これは、証しです。」
無原罪の御宿りに奉献されている、このカテドラルの聖母子はとても現代的で美しいです。
今朝は4時からだったでしょうか?その前の方々もいらっしゃるかもですね。
早めのお夕食はもちろん台湾料理です。豚の角煮、エビチリ、イカの揚げ物、厚揚げ豆腐、白菜の餡かけなど、非常にヘルシーなお食事です。そして、台湾ビールと紹興酒がとても合います。
岡神父様と行くローマ、アッシジ、ルルド巡礼11日目(最終日)
無事に羽田に到着です。
長崎組の方々は、帰る前に今日のミサを行いました。
場所は羽田の待合室です。
主司式は、岩下神父様です。
「11日間の巡礼の旅も、終わりを迎えようとしています。
皆さん、長かったでしょうか。本当に良かったと言う言葉につきるのではないでしょうか。
そしてそれぞれに色々な想い出ができたのではないでしょうか。
旅をしていると、自分に必要なものとそうでないものを吟味される出来事が起こってきます。
方法や結果が自分の望み通りでないと不満を言いだしそうになりますが、神様の恵みはしっかりと与えられていると気づかなければいけないと感じました。
今回の巡礼の旅で、祈りのこもったお御堂でごミサを捧げ続けられたことはありがたいことでした。
最後は待合室という狭い空間ですが、考えようによっては、ここは聖堂ではありませんが教会と言えます。
なぜなら教会とは、キリストを信じる人々の集まりだからです。
まさにこの巡礼の間、私たちは旅する教会でした。
この旅する教会を形作ってくださった岡神父様をはじめ皆様に改めて感謝したいです。
かけがえのない時間と体験、全ての人が希望に満ちた旅となりました。
今日の福音にもあるように、この巡礼中私たちの間には、確かに神の国がありました。
これを期間限定の夢のような旅で終わらせるのではなく、毎日の生活にしっかりといかしていきましょう。」
岡神父様と行くローマ、アッシジ、ルルド巡礼10日目
最終日の朝、グロットでのミサです。
今日の主司式は、野濱神父様です。
「過ぎてしまえぼあっという間、10日ではたりない、この巡礼の旅を終えようとする今、こうした想いを抱いています。
なかなかこのような経験ができる企画はありません。
いつかまた、このような機会をいただけると信じ、希望して巡礼の旅を最後まで続けてまいります。
家に帰るまでが巡礼です。
皆様も、最後まで気を引き締めてまいりましょう。
2月11日は(任意の)ルルドの聖母の記念日です。
岡神父様を除く4人の司祭は、この日が叙階記念日です。
叙階記念をするたびに、このルルドの地を想い出すでしょう。
また2月11日は、ヨハネパウロ二世が世界病者の日とさだめられました。
福音書には、いつも病気の人たち、苦しむ人たちに目を向けるイエスの姿があります。
今日の箇所も、癒されるだけでなくそれを受けとめる人々の態度が描かれています。
自分が癒されたり、救われたり、慰められたりしたとき、あぁ良かったで終わらせず、それに感謝する姿が大事です。
この巡礼の旅も、自己満足で終わらせず、多くの人々に広げ、自分自身の信仰生活にいかしていくことができたらと思います。
私たちの信仰が私たちを救っていく、また私たちの信仰が周りの人たちを救っていく。
巡礼の旅でいただいたお恵みに感謝をしながら、信仰が深められますように。」
ミサ終了後、記念撮影。
航空機で一個の預入れ荷物の重さは、23キロまで。
22.9キロに収め、岡神父様の自慢げな後ろ姿。
岡神父様と行くローマ、アッシジ、ルルド巡礼9日目
今日のプライベートミサは、大聖堂の一室ジャンヌダークと言う場所でおこなわれました。
主司式は、山添神父様です。
「色々な恵みと出来事、トラブルがありすぎて何を話せば良いのか戸惑っています。
今日の福音の箇所《わたしどもは取るに足らないしもべです。しなければならないことをしただけです。》と言って神様に人生を捧げた人々、それが聖人たちであり、聖母マリア様です。
今日私たちはこのルルドの地でマリア様の取り次ぎを願いながら、共に感謝の祭儀を捧げることのできることを、何より感謝しています。
こちらに来て教皇様の絵があるのに気がつかれたかと思います。
そこには1858年〜2008年と年号が書かれています。2008年は聖母ご出現150周年のときでした。
ちょうどその年の2月11日に、私たち4人は司祭叙階の秘跡を受けました。その恵みの10年後の今ルルドでごミサを捧げていることは、とても大きな恵みだと実感しています。
聖母の導きによってここへたどり着いたのかなと言う気持ちです。
全てが神様によって与えられた縁であります。
まもなくこの巡礼の旅も終わりを迎えますが、恵みをもとに新たに日常生活をすごしながら、この感謝の気持ちをいつまでも忘れることのないように。
ルルドの聖母のとりつぎによって、最後までこの巡礼の歩みを進め、恵みのときを今、そして明日も過ごしていきたいです。」
ミサの後、希望者は沐浴へ行きました。
沐浴を終えて。
午後からは、十字架の道行きです。
十字架の道行きの後、聖ベルナデッタの生家、カショーなどを巡りました。
ルルドで記念撮影タイム!
写真撮影、まだまだ続きます!
まだまだ、記念撮影。
谷脇神父様、山添神父様、野濱神父様、岩下神父様の叙階10周年をお祝いして。
そして今日結婚50周年を迎えた坂本さんへ。
岡神父様と行くローマ、アッシジ、ルルド巡礼8日目
夜中のミサ後、皆様が寝たのは2時過ぎだと思います。
それにも関わらず7時の朝食には皆様お揃いになりました。
8時15分からのプライベートミサ前に、ベルナデッタが眠る聖堂で各自お祈りの時を過ごしました。
主司式は、谷脇神父様です。
今日のミサではオルガンが入り、さらに素敵なミサとなりました。
「イタリアからフランスにやってきました。
昨日は色々な思いがけないトラブルにあいました。
ノートルダム大聖堂、不思議のメダイ教会、凱旋門、エッフェル塔など見ることができませんでした。
昨日は暗闇の中修道院に到着し、今朝目覚めて見たものは聖ベルナデッタの姿です。それは、私たちにとって意味あることではないでしょうか。
小学生の時、5月10月、ロザリオの月にお祈りをしますが当時の神父様がルルド、ファチマの話しをしてくださいました。
子供ながらに聖母ご出現の話しに感動し、その奇跡に驚きを感じました。
まさかその時に聞いた聖ベルナデッタの前にいるのは、感動を通り越し恐れすら感じます。
聖母ご出現、ベルナデッタの奇跡、病人の癒しなど、私たちの頭では理解できない奇跡を目の当たりにしています。
この奇跡を通して、何を悟り何を神様のメッセージとして受けるべきなのでしょうか。
すごい!びっくりした!で終わることなく、この奇跡を通して示された神様の愛に感謝し、偉大なわざを賛美して、私たちはどう生きるべきか悟ることができたらと思います。」
サンジルダール修道院
サンジルダール修道院のお庭。
滞在時間が短く、急ぎ足でまわったのが残念でした。
ベルナデッタが修道院へ入会するときに入った
最初の場所。
ベルナデッタが毎日お散歩の時にお祈りしてあたマリア様。
このマリア様が、ルルドのご出現のお顔に一番似てると言われています。
ベルナデッタが亡くなったとき、最初に埋葬された場所。
ヌベールからパリまでバスで移動し、オルリー空港からポーへ行きました。
到着が夕方になりましたが、早速ルルドへ。
シーズンオフは、お店も八割がたが閉まり人も少なくローソク行列もありません。
今回の巡礼の皆様で、ローソク行列を行いました。
岡神父様と行くローマ、アッシジ、ルルド巡礼7日目
巡礼初日から昨日までは良いお天気に恵まれ、毎日たくさん歩きました。
今日はフィレンツェからヌベールに飛行機とバスを使っての移動です。
しかしフィレンツェの空港が濃霧のため、飛行機がキャンセル。
8時間空港に滞在し、その後バスでボローニャに向かいパリに飛びました。
(フィレンツェでの待ち時間のとき、巡礼グループの方が奥様手作りの梅干しを皆さまに振舞ってくださいました。ありがとうございます。)
既に夜の9時をまわっていましたが、そこからバスでヌベールへ。
サン ジルダール 修道院に着いたのは夜中12時30分でした。
サン ジルダール修道院内の一室をお借りしてのミサです。
その部屋は、ベルナデッタが修道院に入会するときにつかったお部屋だそうです。
日にちは過ぎてしまいましたが、11月12日日曜日のミサです。
主司式は、今回の巡礼の団長 岡神父様です。
「今日は長い一日でした。
もうすでに24時間をこえていますが、大変でも巡礼だからこその恵みが与えられているのではないでしょうか。
飛行機が飛ばなかったが、誰一人怒ることもなく、よく待っていたと思います。
巡礼は毎日疲れますが、朝起きると不思議と元気になっています。
バスのなかでの居眠りは疲れはしますが、心地よくもあります。
神様が私たちの身体を持ち上げてくださっているような感覚になりました。
全てを神様にゆだねると、それ以上のものを与えてくださいます。
今と言う時はそのときしかありません。次はないのです。
二度とない出来事もあるでしょう。だからきつくても後で後悔しないよう、その時、その機会を大切にしましょう。
今回の巡礼で、皆さんから良かったと言う声をたくさん聞きます。
それは巡礼に来れたこと、このグループの仲間たちのこと、天気に恵まれた事などでしょうが、一番良かった事は皆さんは意識していないでしょうが信者である、信者の家族であると言うことではないでしょうか。
その想いを大切にし、いつか命が終わるときもそう思えるように祈り、歩んでいきましょう。」