岡神父様と行くローマ、アッシジ、ルルド巡礼7日目
巡礼初日から昨日までは良いお天気に恵まれ、毎日たくさん歩きました。
今日はフィレンツェからヌベールに飛行機とバスを使っての移動です。
しかしフィレンツェの空港が濃霧のため、飛行機がキャンセル。
8時間空港に滞在し、その後バスでボローニャに向かいパリに飛びました。
(フィレンツェでの待ち時間のとき、巡礼グループの方が奥様手作りの梅干しを皆さまに振舞ってくださいました。ありがとうございます。)
既に夜の9時をまわっていましたが、そこからバスでヌベールへ。
サン ジルダール 修道院に着いたのは夜中12時30分でした。
サン ジルダール修道院内の一室をお借りしてのミサです。
その部屋は、ベルナデッタが修道院に入会するときにつかったお部屋だそうです。
日にちは過ぎてしまいましたが、11月12日日曜日のミサです。
主司式は、今回の巡礼の団長 岡神父様です。
「今日は長い一日でした。
もうすでに24時間をこえていますが、大変でも巡礼だからこその恵みが与えられているのではないでしょうか。
飛行機が飛ばなかったが、誰一人怒ることもなく、よく待っていたと思います。
巡礼は毎日疲れますが、朝起きると不思議と元気になっています。
バスのなかでの居眠りは疲れはしますが、心地よくもあります。
神様が私たちの身体を持ち上げてくださっているような感覚になりました。
全てを神様にゆだねると、それ以上のものを与えてくださいます。
今と言う時はそのときしかありません。次はないのです。
二度とない出来事もあるでしょう。だからきつくても後で後悔しないよう、その時、その機会を大切にしましょう。
今回の巡礼で、皆さんから良かったと言う声をたくさん聞きます。
それは巡礼に来れたこと、このグループの仲間たちのこと、天気に恵まれた事などでしょうが、一番良かった事は皆さんは意識していないでしょうが信者である、信者の家族であると言うことではないでしょうか。
その想いを大切にし、いつか命が終わるときもそう思えるように祈り、歩んでいきましょう。」