ペラール神父様と行く「広島、山口、萩、津和野」巡礼の旅第１日

　　

巡礼最初の訪問は「祇園教会」です。とても珍しい畳が敷き詰められている教会に日本人の心が甦って来るようです。

信徒の方がこの教会が長束のイエズス会修道院から独立して作られていった経緯を説明して下さいました。

　　　　　

前教皇・聖ヨハネ・パウロ２世は、ここ広島でのメッセージで「戦争は人間のしわざです。戦争は人間の生命の破壊です。戦争は死です。」と述べられました。

世界平和のために、心を一つにして祈ります。

　　　　　

ごミサは広島のカテドラル「世界平和記念聖堂」で捧げられました。

「ここ広島で何十万の方々が、また長崎では亡くなった方々のうち、五万人もの信徒が原爆で亡くなりました。今日は、聖マルコの祝日です。全世界に行って福音をのべ伝えなさいと言っていますが、パウロと違い、何も中身を述べていません。これは、言葉よりも態度で福音をのべ伝えるようにとのメッセージです。生き生きとした信者であること。喜びを生きるものになること。いろいろな問題があっても、洗礼を受けて体験した喜びを、顔に、態度に出して下さい。・・・」

　　

夕食はやはり嬉しく、楽しいひとときです。沢山の教会からペラール神父様を中心に集まって下さった方々が、自己紹介を通して、もっと親しく、一つの家族のようになっていきます。