「大分-湯布院-熊本巡礼の旅」第4日

運転手さんもガイドさんもご一緒。神父様を中心に、神様からこよなく愛される巡礼家族ができました。

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巡礼最後のごミサは「島崎教会」で捧げられました。

「昨日からの不正な管理人の箇所は、今日のイエズスの御言葉で終ります。あなた方は神と富とに仕えることはできない。真の恵み「永遠の命」に比べたら、不正にまみれたこの世の富は無きに等しい。この世で与えられた時間、財産を使って多くの友を作り、永遠の住まいに迎えられる準備をすること。この世で与えられた時間、富を真摯に使って永遠の命に向かって歩みなさい。イエズスは二つのものに半分づつ心を与える生き方ではなく、一方を憎み、他方を愛する生き方を話される。人に尊ばれるものは、神に嫌われる。この世で素晴らしいと讃えられるものは、確かに美しい。それらは必要であるが、神を抜きにして人生の成功だけを求めるなら神に忌み嫌われる。神が望まれること、その御旨を一番大切にし、人として一貫性のある生き方をすること。矛盾の中で生きて行くが、神を第一に優先した生き方をしていくなら、私たちの生き方はまっすぐになります。神を第一にする生き方ができるよう助けをねがいましょう。」

 

ごミサの後、島崎教会の信徒Tさんが、島崎・花岡山での小笠原玄也とその家族、他の使用人などの殉教について話して下さいました。

 

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巡礼最後の訪問地は「八代教会」です。私たちをご案内下さったのは、地元ご出身で昨年受洗なさったSさんです。詳しく勉強なさっていらして、地元でのキリシタン殉教が公にできない事情などをはなしてくださいました。

 

最後の写真は牢屋跡のものです。ここに農民の格好をした神父様が座って、休んでいるような格好で告白を聞かれたそうです。この巡礼によってまたまた回心された方々がいらっしゃいます。神父様、本当にありがとうございました。心から感謝しています。