チェレスティーノ神父様と行く四国巡礼の旅

四国巡礼最終日。今日は高知をでて海岸沿いに徳島まで向かいます。
龍馬像がそびえ立つ桂浜、台風で有名?な室戸岬…いくつかの観光名所めぐりも、旅の楽しみのひとつです。
四国の雄大な自然を全身で感じられる時間は、あまり長くはありませんでしたが、本当にお天気に恵まれました。さわやかな四国の秋の風には充分触れることができました。




巡礼最後のミサは殉教者である結城神父様の記念碑のたつ阿南教会で行われました。

今日のテーマは神の愛。皆がよく知っている一匹の迷える羊の話は、神様はひとりの罪人も見捨てない、という愛を説いています。しかし神父様はそこにもうひとつの教えを説かれました。
「救おうとおもっていてもそれが間に合わない時も人生では沢山あります。死んでしまったり、傷ついてしまった人を、神はどんなにか悲しむことでしょう。
今回の旅で知った殉教者に対し、もしかしたら祖先は敵だったかもしれない地元の方が、大切にお墓を守っていました。そして四国のお寺を巡る巡礼者たちの信仰心は、私たちのそれと変わりません。
私たちはもっと広く神の心をとらえて考えていきたいと思います。教会だけにとどまることなく、一緒に道を歩んでいきましょう」

♪ただひとりあゆーむー日々のこみちー♪
の歌にもこれからの私たちのミッションが現れているようにおもえます。また一緒に歌い、祈り、語らう日がきますように。
皆様どうもありがとうございました。