「オーバーアマガウの受難劇観劇とデーケン神父様の故郷を訪ねて」
21日 ミュンヘン
ミュンヘンのあるババリア地方の民族衣装がお似合いのO様 10年前の受難劇観劇で購入されたとか
オクトーバーフェストを迎えた町は この民族衣装を着た女性を多く見かけます
ミュンヘンの御ミサ
神父様が 神学生時代 初めて説教をされた聖ミカエル教会の十字架聖で堂ごミサにあずかりました。
神学生時代食堂でしていた説教の練習をこの教会ですることを提案されたのは 神父様だそうです。
ごミサで話されたことイエス様は 差別なく 周りから疎まれている人達とも会い、ときに食事することもありました。イエス様の平等な行為は 癒しとなりました。
神父様がお育ちになったご家庭には 様々の事情を持ったかたが 時に滞在することもあったそうです。差別があってはいけないと話される神父様の言葉が強く響きます。
オクトーバーフェスト
ミュンヘンのオクトーバーフェストは 今年で200年を迎えます。 かつては文字どおり10月でしたが天候も安定した9月になったそうです。
皆さんでプロ-スト!(乾杯)
23日 オーバーアマガウ
いよいよ明日は 受難劇観劇です。巡礼旅行中何度か 美声を披露されたSさん エ−デルワイスの歌が美しい南ドイツの景色にぴったりです。いつのまにか 皆さんも歌っていました。
21日に到着されたもう一つのグループと最初で最後のごミサです。オーバーアマガウ近くのバ−トコ―ルグルプの教会です。 この御ミサは山下神父様がお話しされました。ペトロはイエス様を裏切ったが 自分の間違い 弱さ 小ささを認め 許しを得ることで力強く生きられた。人は何度倒れたかでなく 何度起きあがったかが大切なことです。
謙虚さ そのものの生きかたがマリア様とイエス様なのです。
受難劇
1633年に始まった受難劇は10年に一度 村人によって行われて来ました。
4800人終了の会場は ドイツはもとより世界中からの人々で満席です。
舞台の天井はオ−プンになっており 昼の観劇は青空が背景となり 一層イエス様のエルサレム入場が現実のようです。こどもや村の人々が手に棕櫚を持って走り抜ける姿、今まで牧場にいたような羊ややぎがそのまま出て来たような様子に まさに村人が作っていることを実感します。
演技 合唱 衣装 オーケストラ タブロー総合芸術としても あっという時間でした。 この場所にいられたことのお恵み。参加された方々の表情が きらきらされていました。