八日目


 アヤソフィアではキリストや聖母子のモザイクを見ることができ、ほっとする。
水溜であった地下宮殿を見学し、アテネ最後の夕食にでかける


  

 今朝、日下さんお一人でご帰国。旅のご無事を祈る。
 グループはイズミールよりエフェゾに向かう。パウロが2〜3年も滞在したと思われるエフェゾは、その遺跡から想像できるように、大きな町であった。
  

七日目


 パウロはケンクレアイからエフェゾに向かった。聖霊の強い力に忠実に従いながら、「十字架を誇り」にして前進するパウロ。
 そのバウロの御跡をおいかける私達もアテネからイスタンブールへ移動してきた。


 異郷にあって、宗教の違いを痛感したパウロのように、私達もイスラムの世界で同じような気持ちを味わう。
ブルーモスクで。
 

六日目

今日はコリントとケンクレアを訪ねた。
コリントの運河に大きな船が入ってきた。左右に擦りそう!ペロポネソウ半島を遠回りすると3〜4日かかるが、この運河のお陰で数時間でわたれるようになった。



 ナザレのキリストを伝えたいとのやむに止まれない使命感でパウロは1年半もここコリントにとどまった。
そしてキリストへの愛のため、法廷に立たされるが、無罪奉免になる。
  


 ここコリントでパウロの心を思い巡らしながらこの偉大な聖人の宣教の熱意を分けて頂こうと、野外ミサがささげられた。
  

五日目


エーゲ海クルーズの一日。真っ青な空の下、ポロス島、イドラ島、エゲナ島を巡る。昼食は船中で。


  


我々の乗った船です。船の周りには沢山のカモメが生き生きと飛び交っていた。
  


島にも古代の遺跡があり、私達を当時の世界に誘ってくれる。
  

四日目

メテオラからアテネへはバスで五時間ほどの道のりである。
アテネは目をみはるような古代の遺跡が街を飾り、ローマとは違った歴史の重みを感じる。



パウロはアテネに「知られざる神」に捧げられた碑を見つける。
「この神こそ私達のために苦しみ、十字架上で死に、復活された主・キリストである。」と福音を述べるパウロの前を、
「死者が復活することなどありえない。」と嘲笑いながらギリシャ人はたちさっていった。

三日目


今日も素晴らしい晴天に恵まれた。日中は31度、暑い!
途中休憩した所はギリシャ正教の聖地であった。


奇岩の上に建つ修道院。厳しい生活にも関わらず特に女子修道院には召し出しが多い。


今日高田先生は88才のお誕生日を迎えられた。米寿を、メテオラの町・カラムバカでお祝いである。すごい!
 旅行の最終日にお誕生日の箕田さんもご一緒にお祝いだ。「ハッピーバースデートゥーユー!」


カトリック教会の少ないギリシャで教会を探しながら歩き回り、見付かったら鍵がかかっていて。みなさま寛大な心で許して下さいました。
結局ごミサはホテルのピアノの間で捧げられました。

二日目


カバラにお別れしてテサロニケへ。みなさま昨晩は良く休まれたようで、車中は生き生き!
 三時間半ほどかかって、今日のごミサが捧げられる「無原罪の御宿り」の教会に向かう。


テサロニケで、パウロは人々に福音の原点である苦しみを受け、死に、復活されたキリストを述べ伝えた。