青木先生と行く聖地イスラエル巡礼6日目
今日は朝からはれたものの、冷たいかせのふく一日でした。
まず最初に向かったのは、オリーブ山の山頂近くにある教会です。
主の祈りの教会
主の祈りが、世界中の言葉で書かれています。
オリーブ山の展望台で、イエス様が歩いたであろう道を確認しました。
その後、イエス様がエルサレムのほうかいを予言して涙を流され、その涙の形にドームが作られたフランシスコ会の聖堂、主の涙の教会へ行きました。
中はミサ中ではいることができませんでしたが、外でのミサに希望者は参列することができました。
午前の最後は、ゲッセマネの園の教会です。
イエス様が死の前に苦悶の中で祈った岩が、現在のバジリカの内陣にあります。
また現在も園にはイエスの時代からのものとされる2,000年前のオリーブの木があります。
午後はシオンの丘を巡ります。
まずは聖母マリア永眠教会へ。
マリア様の前で、皆で歌を歌いました。
最後の晩餐をしたとされる部屋。
イエス様が捕らえられる前夜に弟子たちと食事をした場所だが、レオナルド ダビンチの絵画とは全く違うのだとわかり、衝撃です。
椅子に座ったのではなく、石の床の上に横になりながら会話をしたと思われます。
今日の最後は、鶏鳴教会です。
ここはペトロが鶏の鳴く前にイエス様を3回否んだところと言われています。
美しいカトリック教会が建てられ、地下にはイエス様が一時抑留されたと言う穴が残っています。
鶏鳴教会のすぐ横には、イエス様がゲッセマネの園からカヤファの官邸に連行された当時のままの道と言われる石畳の坂道があります。
青木先生と行く聖地イスラエル巡礼5日目
クムランにある、死海写本の洞窟とエッセネ派集落を見学しました。
死海写本はクムランに近い岩場で、羊飼いの少年が偶然壺に入った巻物を発見し、やがてこれは、非常に古い時代に書き写されたヘブライ語の聖書の写本であることがわかった。
エッセネ派の人々はエルサレムの司祭たちと手をきり、一つの共同体を形成していた。
祈りと聖書の読書に励み、労働に勤しみ、沐浴を大切にした。
荒れ模様の天気の中、いよいよ死海浮遊体験です。
いつもは穏やかな水面が、海のように波だち流されないようにするのが大変だったとか。そんな中なんとか浮いている方々が!
皆さま戻ってきた時は目は強い塩分で真っ赤、耳や鼻がかなり痛かったようです。
貴重なら体験を、お疲れ様でした。
途中でヨハネの洗礼所へよりました。
ヨルダン川は考えていたよりも小さな川でした。
写真はヨルダン側の洗礼所です。
昼食後、エリコにある世界最古の町を見学しまさた。
ここは海抜マイナス250メートル、世界で最も標高の低い町です。
ここは新旧両聖書を通じてゆかりの深い町で、大切な遺跡の丘がいくつもあります。
その一つが誘惑の山です。
十字軍の時代から、ここはイエスが悪魔の誘惑にあった山として記念されるようになっています。
青木先生と行く聖地イスラエル巡礼3日目
ティベリアでの宿泊は、至福の山にあるフランシスコ女子修道会が運営するゲストハウスです。
静かな雰囲気は、巡礼旅行にぴったりな場所です。
ここには丸屋根の山上の説教の教会があり、八角堂の教会内には8つの幸いの言葉ごラテン語で記されています。
今日はまず、タブハにあるパンと魚の奇跡の教会です。
床にはビザンチン時代の美しいモザイクが保存されています。
祭壇の下には十字架のしるしのあるパンが4つ入っている籠の両側に魚が一匹ずつ描かれた聖体のシンボルがあります。
他にも鳥や花をあしらった楽しいデザインのモザイクが施されています。
タボール山の山頂にはご変容の教会があります。
イエス様がペトロ、ヤコブ、ヨハネの3人の弟子の目の前で変貌した山です。
昼食前に、突き落としの山へ行きました。
ここは高台にあり、タボール山や町並みが一望できます。
午後は、まず受胎告知教会へ行きました。
受胎告知教会
聖ヨセフ教会
受胎告知教会のすぐ隣にあります。
本日最後に向かったのはカナと言う村です。
ここはイエスキルストが婚礼に招かれ、水をぶどう酒に変える奇跡を行った場所です。
イエス様が最初に奇跡を行った場所としても有名です。
ここで今回の巡礼に参加さている三組のご夫婦に結婚の確認式が行われました。
素敵な時間を皆でお祝いできたことを、嬉しく思います。
青木先生と行く聖地イスラエル巡礼2日目
イスタンブールからテルアビブへ。
朝日がきれいでした。
これからカエザリアへ向かいます。
バスで約1時間20分、北にあるカエザリアに移動します。
まずは円形劇場へ。
当時約4,000人も収容できたという半円野外劇場。
自然の音響システムのおかげで、広い劇場の隅々まで音が届きます。
音楽家の青木明日香さんが、リコーダーを演奏してくださいました。
風があったにも関わらず、音が流されることなくはっきりと聴こえ、海からの風向きを計算に入れて舞台の方向を決めたとうのを実感しました。
昼食の後、ペトロの首位権教会とペトロの家、イエスが宣教した街道跡へ行きました。
ペトロの首位権教会は、フランシスコ会の建てた教会で、ガリラヤ湖のほとりにある。
教会内部にある岩は、朝食につかわれたといわれる主の食卓。
昼食は、ガリラヤ湖でとれるお魚のお料理です。
有名なピータースフィッシユをいただきました。
古代船が展示してある博物館を見学してから、遊覧船にのります。
イエス様がガリラヤ湖でおこなった様々な奇跡のお話しをききながら、聖書の場面を思い出しました。
次はヘロデ王が建造した石造りの導水橋です。
カエサリアを起点にカルメル山の水源まで20キロも走っています。