青木先生と行く長崎、五島の旅4日目

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今日が最終日です。

宿泊先のマルゲリータで朝食をしっかり美味しくいただき、9時に出発です。

 

最初に訪れたのは、冷水教会。

鉄川与助が棟梁として初めて設計、施工した教会です。

 

 

 

 

 

 

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次は大曽教会です。

80段ほど階段を上ると、イエス様が両手を広げて私達を迎えてくれました。

 

 

 

 

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この旅、最後の教会です。

頭ヶ島天主堂は、国指定重要文化財です。

事前に申し込みし許可を得、さらに当日は途中でシャトルバスに乗り換えて教会まで行きます。

 

青木先生と歌いながら教会を巡る、長崎、五島の旅は、素敵な歌声と皆さんの笑顔でいっぱいでした。

青木先生と行く長崎、五島の旅3日目

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朝から良いお天気です。

朝食を待つ間、釣りをしたりお散歩をしたりと楽しんでいらっしゃいました!

皆さんとってもお元気です。

 

 

 

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今日は7つの教会を巡ります。

1つ目は、土井ノ浦教会です。

 

 

 

 

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3つ目は、中ノ浦教会です。

聖堂内のつばきの柄は、キリシタンのしょうと言われています。

赤い色はキリストの流した血、4枚の花びらは十字架を表しています。

 

 

 

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午後から青方教会、江袋教会を巡ります。

 

 

 

 

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午後5時から、青砂ヶ浦天主堂でミニコンサートです。

島内放送もしていただき、多くの方が集まってくださいました。

 青木先生をはじめ、合唱団の気持ちのこもった歌声に涙する方々がいらしたのが印象的でした。

青木先生と行く長崎、五島の旅2日目

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台風一過の青空で、2日目は始まりました。

長崎から五島福江港へ向かう前、長崎くんちのお祭りを少し見学してから、ジェットフォイルに乗りました。

 

 

 

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福江港ジェットフォイルからチャーター船に乗り換え、久賀島へむかいます。

修繕を終えて、外観も内装もきれいになった浜脇教会。

 

 

 

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牢屋のサコは、久賀島キリシタンたちが殉教した松ヶ浦牢跡です。

彼らは信仰を表明したために捕らえられ、厳しい拷問をうけ命をおとしました。

敷地内には教会堂とともに信仰の碑が建てられています。

 

 

 

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2日目の最後は、旧五輪教会です。

1881年に建てられた浜脇教会の旧教会堂をそのまま移築したものです。

国の重要文化財に指定され、潜伏キリシタン関連遺産「久賀島の集落」に建つ教会です。

 

 

 

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今日の宿泊先、えび屋さんに行く前に船上からキリシタン洞窟を見学しました。

ここは明治初めの五島崩れの際、迫害を避けて船でしか行けない険しい断崖の洞窟に隠れました。

しかし焚き火の煙で見つけられ、拷問をうけた場所です。

 

 

 

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今夜は皆様が楽しみにしていた、えび屋さんでの夕食です。

美味しいお食事がたくさん運ばれ、お腹も心も大満足な一日となりました。

青木先生と行く長崎、五島の旅1日目

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九州に台風が接近のため、長崎便は欠航。

福岡着の飛行機に変更し、条件付きで離陸しました。

皆様のお祈りの力で、無事福岡に到着、長崎大浦天主堂にバスで向かいました。

 

 

 

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1日目のミニコンサートは、中町教会で行いました。

橋本神父様にミニコンサートのお知らせをしていただいたおかげで、ごミサの後たくさんの方々が集まり、今回の合唱団の歌を楽しみにしているようでした。

青木先生の魅力的なカウンターテナー、合唱団の素敵な歌声に、聴いている方々全員引き込まれてしまいました!

歌声だけでなく、合唱団の皆様の表情がとても素敵で幸せな気持ちになりました。

小西神父様と行く「五島・長崎巡礼の旅」第4日

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長崎でのお食事です。美味しかった!

 

 

 

 

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大浦天主堂の信徒発見の碑の前で。世界のカトリック教会の奇跡・250年もの間、司祭無しに信仰を守り続けた信徒達の発見は、ここ、「大浦天主堂」での出来事でした。

 

 

 

 

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今回の巡礼で最後の訪問地・「西坂の丘」です。日本26聖殉教者を皮切りに、多くのキリシタンがこの場で信仰のために殉教していきました。

小西神父様と行く「五島・長崎巡礼の旅」第3日

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頭が島教会です。皆さま楽しそうですね。

 

 

 

 

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ここは、ガイドの小田さんの愛する「中の浦教会」です。

 

 

 

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「大曽教会」です。こんなに晴れています。階段を上ってきたすぐ前にイエスさまが腕を広げて、「重荷を負うものは私についてきなさい」と待っていて下さいます。

 

 

 

小西神父様と行く「五島・長崎巡礼の旅」第2日

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久賀島は五島のどの辺にある島なのです、と、船長・ガイドの木口さんが丁寧に説明して下さいます。

浜脇教会は信徒の汗の結晶です。地元の木口さんのお話には、説得力があります。

 

 

 

 

 

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五島で迫害が一番厳しかった久賀島の「牢屋の窄殉教者記念聖堂」です。

8歳の子供が、この辛い、ひもじい牢屋の中で、「イエス様の5つの傷について祈らなければならない」と言って亡くなってあます。うじにお腹をかみさかれて亡くなった方とか、信仰を捨てないがために味わった十字架の痛み。

何よりもキリストを選ぶとの、高貴な生き方が、社会から隠れたこの地で生きられていた。

 

 

 

 

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下のベージュ色の絨毯が畳12畳の大きさです。殉教者のたから、信仰の力、神様への強い委託のこころを学びたい。

牢屋の上には監視塔があって24時間監視された。

 

 

 

 

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木口汽船のソレイユから、黄色の奈留海上タクシーに乗り換えます。

 

 

 

 

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世界遺産となった「旧五輪教会」です。ヨーロッパの建築様式を日本の木を使い、折り曲げてリプボールト天井を作る技術は、日本だけのもの。

 

 

 

 

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こんなに素晴らしい天気になりました。空色の船がソレイユ、後ろの黄色が奈留海上タクシーです。

 

 

 

 

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船に乗り換え、奈留島へ。昼食はお刺身定食です。美味しい!

 

 

 

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世界遺産となった「江上教会です。生憎、休館日のためにあまり中を見ることはできませんでした。

 

 

 

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「奈留教会」でご聖体訪問をさせて頂き、再び海上タクシーに乗り込みます。

この岩の裂け目は、聖母マリア像。似てますか?

そして「キリスタン洞窟」です。

 

 

 

 

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「土井の浦教会」でのごミサでした。

「昨日、生活の質について話しました。久賀島の殉教者たちは、牢屋の中に入れられた時、どのようにキリスト者としての質を高めていったのか。劣悪な環境の中でも、キリスト者としての生き方の質をたかめようとしました。祈り、お互いにはげましあって。そこに至るまで、何でこんな目にあうのかと思うこともあったかもしれません。解放された後も、モヤモヤしたものを持っていたのではないでしょうか。つい最近まで、石を投げられたりしていた。全てが神の思し召しといえる道のりがあった。イエス様の5つの傷について考えなければならないと言った子供。貧しい、教育のない人々が牢屋でイエス様の十字架の苦しみと1つになりたいと願いながら。私たちの日常の生活にも、このようなことが、もっと小さな形で、苦しみとか、辛さとか、寂しさとかとして日常に出てきます。キリストが腕を広げて十字架につけられた姿、この十字架と1つになりたいとの気持ち、これが私たちの信仰の姿です。これを見つめるなら、私たちの信仰の姿、生活の質も変わってくるのでは。今日は日本の205殉教者の記念日ですが、華々しい殉教に目がいってしまうが、そこに至る道を思いながら、自分の信仰生活の質を振り返ってみましょう。」(文責:小池俊子)