大山神父様と行く「ポーランド・ブタペスト・ウィーン・プラハ巡礼の旅」第7日

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8時半よりブタペストの聖イストバン大聖堂での年間第19主日のごミサです。

「日本では15日まで平和旬間で平和のために祈っています。・・私たちの命は全ていただき物です。主はどんな時にも糧を与えて下さいます。私はあなた達に天から下ったパンを与える。ミサ聖祭では、キリストの御体を頂き、キリストと1つになります。・・ご聖体の秘跡は、目に見えるパンの形で、目に見えないお恵みを頂く秘跡です。キリストは御言葉として私たちの中にこられ、私たちは、この世に生まれ、人間となられた実存そのもののキリストを頂き、1つになります。神の命に参与していきます。今、私たちとともにいて下さいます。苦しさ、悲しみなど全てを一緒に乗り越えて

下さる。ただ一度捧げられた聖体の秘跡を記念して毎日捧げます。この命の糧を大切にしていきたい。理解できるものではないが、ここに神を感じること、神を意識すること。これを実感していけば、光り輝き、愛によって歩むことができます。」






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ブタペストの町の中心には、最初の王様・聖イシュトバンに奉献された聖イシュトバン大聖堂、漁夫の砦、マーチアーシュ教会などがあります。

晴天に恵まれました。時々さわやかな風がふいて過ごしやすいです。





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真っ青な空、神父様を中心に笑顔の絶えないグループ。それだけでも嬉しく、笑顔が自然に溢れ、キリストにおける家族を実感する時です。




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ブタペストで昼食の後、約130キロの距離にある、世界文化遺産・パンノンハルマを訪問しました。ここは、ハンガリー王・聖イシュトバンによって招かれた、ハンガリーで初めてのベネディクト会修道院です。王様は、この修道会を教皇直轄になさいました。現在、35名の修道士さんが、寄宿学校で教え、図書館の管理をし、典礼に携わるなどの仕事をなさっていらっしゃるそうです。

嬉しいニュースは、来年新たに2人の修道士さんが生まれるとのお知らせでした。





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パンノンハルマ・ベネディクト会修道院から一路ウィーンへ。夕食には1時間ほど遅れて到着。「Johann in Kursalon」での夕食も賑やかでした。

大山神父様と行く「ポーランド・ブタペスト・ウィーン・プラハ巡礼の旅」第6日

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昨晩、ブタペストに到着しました。そして午前中は、ブタペストの北に位置し、美しい景観のセンテンドレの町訪問です。

この町の名前は聖アンドレに由来しています。




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洗者聖ヨハネに奉献されているカトリック教会です。




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古代ローマからの古い歴史を持つこのセンテンドレの町は、16世紀には、ハンガリーでのセルビア人の中心地であり、沢山のセルビア正教の教会があった。




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ブタペストから40km北西に位置するエステルゴムに来ました。

まずは腹ごしらえです。教会の地下のレストランで、赤ワインで煮込んだビーフシチューのパスタ添えです。

お食事は毎日美味しい、美味しい、アガペのひと時。嬉しいですね。




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ドナウ川右岸に位置するエステルゴムは、ポーランドカトリックの中心の町です。

1000年頃、神聖ローマ皇帝オットー3世の同意のもと、ローマ教皇シルベストロ2世により、イシュトバーン1世が正式にハンガリーの王となりました。その時から、エステルゴムは王国支配の拠点となっています。





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ドナウ川が曲がっているところ、ドナウベントを背景に。

今朝少し雨に降られました。






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エステルゴム・バジリカの小聖堂でごミサをさせて頂きました。

「・・病気の時、私たちの体には自然治癒力が働いて病気は治っていきます。そして、私たちの本当の姿を引き出す力が、私たちの内に存在します。その力で信仰を生きて、生と死を委ねて行くこと。・・この世界の中に生き、他者との関わりの中を生きていくなら、必ず悪に遭遇します。そして、悪に対する力が信仰です。当時、病気は悪の力と考えられていました。弟子は病気を癒すことができなかった。信仰があれば、悪霊を追い出すことができます。信じるとは、私たちを生かす力です。心を開き、受け入れて信じ込むこと。信じて、信じて、究極的なところで、自分を全て委ねること。信仰には全地を動かす力があります。」






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ガイドさんが教会内の説明をして下さいました。






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ブタペストに戻ってきました。夕食までの間、自由時間です。歩行者天国にいらっしゃる方々、また、 高級カフェに入ってラズベリーシェイク、アイスティーなどでお疲れを癒す方々、それぞれ楽しい時間を持つことができました。






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ドナウ川に浮かぶ「スプーン・レストラン」でのお夕食です。次第に暗くなって、周囲の建物がライトアップされ、とても、とても綺麗でした。もちろん、お食事も美味しかったです。


大山神父様と行く「ポーランド・ブタペスト・ウィーン・プラハ巡礼の旅」第5日

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今朝は、8時からクラコウのカテドラル 教区事務でごミサです。

「聖ヨハネ・パウロ2世は人のために命を捧げられた一粒の麦でした。ポーランドのために大きなことを成し遂げられました。自分の命を愛する者は滅びます。人間が生きるための原理は、欲望→所有のための欲望→競争という風に世の中は動いています。・・・死ぬとは、奉仕して行くこと。今日一日、神によって呼吸するように。生かされている一日でありますように。一粒の麦でありますように。」






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スロバキアに入りました。Dolny Kubin という町での昼食を済ませて、バンスカ・スティアヴニツァに到着です。

金鉱、銀鉱で栄えた町で、旧市街と工業跡などが、ユネスコ文化遺産に登録されています。



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植物園には、こんなに大きなセコイアの木もあります。







大山神父様と行く「ポーランド・ブタペスト・ウィーン・プラハ巡礼の旅」第4日

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最初の訪問は世界遺産ヴィエリチカ岩塩鉱」です。

信仰の篤いポーランド人は、岩塩で聖堂を作り、聖人の像を作り、労働の場を聖化しました。




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次の訪問地は「カルバリア・ゼブジドフスカ」です。

ある貴族のご夫妻は、エルザレムのカルワリオを模してこの広大な地に「キリストの道」と「マリアの道」を作りました。

教皇ヨハネ・パウロ2世のお父様は、妻の死後、幼いカルロを連れて、聖堂のマリアを指して、これからは、このマドンナがお母さんですと話します。

カルロは霊的母マリアに会うため、度々ここを訪問なさいました。教皇様になられてからも、訪ねられ、聖人が使われた部屋は大切に保存されています。




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この建物の二階に、初聖体を受けたばかりのカルロとお父様が住んでいました。





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今日のごミサは聖ヨハネ・パウロ2世が洗礼を受けられた「聖母の奉献」の教会で捧げられました。

「平和はどこから来るでしょうか?1人1人の心に平和がなければ平和はありえません。ペドロのように、あなたは生ける神の子ですとの信仰宣言により、私たちの心の中にキリストが現存します。キリストの実存を自分のものとすること。・・・私が望むのはいけにえではなく、打ち砕かれた心であると主は言われます。自分の苦しみや悲しみを捧げるなら、それらは聖化されて返ってきます。ここ、聖ヨハネ・パウロ2世の地で、パパ様に心を合わせて信仰宣言を大切にしたい。」






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ヨハネ・パウロ2世がお父様と2人で住んでいらした家、また、博物館などの見学です。このピストルはトルコ人のアジャが教皇様を撃ったものです。





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夕食ポーランド民族舞踊のレストランでした。

S君、積極的に踊りに輪に。素晴らしいです。

大山神父様と行く「ポーランド・ブタペスト・ウィーン・プラハ巡礼の旅」第3日

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早朝のごミサに出かけました。まだ5時半です。




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ここヤスナグーラの隠修士パウロ会に41年いらっしゃるロマーノ神父様が親切にガイドをして下さいました。




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昼食は「スコーピオン・レストラン」で。虹鱒とお野菜が山ほどのポーランド家庭料理です。




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日本の教会では、平和旬間で平和のために祈っています。そして、今日の御言葉は、カナンの女が娘の癒しをイエスに求める場面です。彼女は異邦人で、キリストはユダヤ人のために来ました。マタイの時代には、キリスト教徒とユダヤ教徒の間に対立が始まっていました。この異邦人の女は、その強い信仰とへりくだりによって、イエスの心を動かし、神の恵みが溢れ出てしまいました。キリストは、あなたの願い通りになるようにとおっしゃっています。彼女には娘を思う強い母の心がありました。まず熱意が大切です。その人のことを思い、命がけで祈ること。

第2番目は、ひれ伏して謙虚に願うこと。3番目には、自分の立場を知り、下がるところまで下がること。4番目はキリストへの全面的な信頼です。」





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アウシュビッツ収容所跡の見学です。

コルベ神父様の独房では、皆さま鶴をおいていらっしゃいました。




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アウシュビッツの第2強制収容所ビルケナウです。収容者が増えて、1941年10月、ブジュジンカ村に絶滅収容所として、総面積1.75平方キロメートル(東京ドーム137個分)内に、300以上の施設のある新たな収容所が設立された。

1944年、ピーク時には70.000人の人が収容された。





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楽しく、美味しい夕食です。今夜はポーク・チョップでした。

ロロピアーナ神父様と行く「メキシコ・ブラジルでご出現の聖母を訪ねて」第10日

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今朝は、メキシコ・シティーから約3時間の道のりで、プエブラにきました。プエブラに最初の教会が建てられ、メキシコ・シティーに続きカトリックの中心となりました。ここは、カテドラルです。




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ごミサはドミニコ教会の「ロザリオの聖堂」で捧げられました。

「イエスは悪魔につかれた非常に凶暴な人に会います。当時は悪魔つきがよくいました。現代社会では、悪魔が働かなくても、不正、暴力、戦争 etc などで人間同士が誘惑し合っています。自分なりに悪に対して戦う必要があります。悪を憎み、善を愛するのがキリスト者の使命です。私たちがこれから日々の生活に戻り、キリストのように悪に対して闘うものとなれますように。」





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聖ドミニコ教会の前で。皆さまお元気ですが、相当疲れていらっしゃいます。





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プエブラの民芸品・タラベラ焼き工房の見学です。





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ウエホツインゴの修道院群の1つを訪問しました。当時はフランシスコ会の修道士が宣教しながら、拠点を増やしていきました。





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ポポカテペトル山腹の修道院群のひとつの訪問です。





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最後の晩餐は、メキシコの空港内にあるスペイン料理でした。多すぎて頂けません。





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最後の空港での集合です。残ったペソを使う方、ベンチに座って待たれる方。でも、皆さま、とても疲れていらして早く飛行機にのりたいのです。

ブラジル・メキシコまでの長い旅でした。毎日天候に恵まれ、大きな事故もなく、神様に感謝、アパレシーダのマリアさま、グアダルーペのマリアさまに感謝です。明日、帰国いたします。