大山神父様と行く「ポーランド・ブタペスト・ウィーン・プラハ巡礼の旅」第3日
早朝のごミサに出かけました。まだ5時半です。
ここヤスナグーラの隠修士聖パウロ会に41年いらっしゃるロマーノ神父様が親切にガイドをして下さいました。
昼食は「スコーピオン・レストラン」で。虹鱒とお野菜が山ほどのポーランド家庭料理です。
日本の教会では、平和旬間で平和のために祈っています。そして、今日の御言葉は、カナンの女が娘の癒しをイエスに求める場面です。彼女は異邦人で、キリストはユダヤ人のために来ました。マタイの時代には、キリスト教徒とユダヤ教徒の間に対立が始まっていました。この異邦人の女は、その強い信仰とへりくだりによって、イエスの心を動かし、神の恵みが溢れ出てしまいました。キリストは、あなたの願い通りになるようにとおっしゃっています。彼女には娘を思う強い母の心がありました。まず熱意が大切です。その人のことを思い、命がけで祈ること。
第2番目は、ひれ伏して謙虚に願うこと。3番目には、自分の立場を知り、下がるところまで下がること。4番目はキリストへの全面的な信頼です。」
アウシュビッツ収容所跡の見学です。
コルベ神父様の独房では、皆さま鶴をおいていらっしゃいました。
アウシュビッツの第2強制収容所ビルケナウです。収容者が増えて、1941年10月、ブジュジンカ村に絶滅収容所として、総面積1.75平方キロメートル(東京ドーム137個分)内に、300以上の施設のある新たな収容所が設立された。
1944年、ピーク時には70.000人の人が収容された。
楽しく、美味しい夕食です。今夜はポーク・チョップでした。
ロロピアーナ神父様と行く「メキシコ・ブラジルでご出現の聖母を訪ねて」第10日
今朝は、メキシコ・シティーから約3時間の道のりで、プエブラにきました。プエブラに最初の教会が建てられ、メキシコ・シティーに続きカトリックの中心となりました。ここは、カテドラルです。
ごミサはドミニコ教会の「ロザリオの聖堂」で捧げられました。
「イエスは悪魔につかれた非常に凶暴な人に会います。当時は悪魔つきがよくいました。現代社会では、悪魔が働かなくても、不正、暴力、戦争 etc などで人間同士が誘惑し合っています。自分なりに悪に対して戦う必要があります。悪を憎み、善を愛するのがキリスト者の使命です。私たちがこれから日々の生活に戻り、キリストのように悪に対して闘うものとなれますように。」
聖ドミニコ教会の前で。皆さまお元気ですが、相当疲れていらっしゃいます。
プエブラの民芸品・タラベラ焼き工房の見学です。
ウエホツインゴの修道院群の1つを訪問しました。当時はフランシスコ会の修道士が宣教しながら、拠点を増やしていきました。
最後の晩餐は、メキシコの空港内にあるスペイン料理でした。多すぎて頂けません。
最後の空港での集合です。残ったペソを使う方、ベンチに座って待たれる方。でも、皆さま、とても疲れていらして早く飛行機にのりたいのです。
ブラジル・メキシコまでの長い旅でした。毎日天候に恵まれ、大きな事故もなく、神様に感謝、アパレシーダのマリアさま、グアダルーペのマリアさまに感謝です。明日、帰国いたします。
ロロピアーナ神父様と行く「メキシコ・ブラジルでご出現の聖母を訪ねて」第9日
ホテル・シェラトンの真ん前には独立記念碑が立っています。メキシコの独立は1人の神父様から始まりました。
今日のごミサはクエルナバカのカテドラルで捧げられました。
「今日は聖トマスの祝日です。ご復活の後、弟子たちは部屋に鍵をかけていました。怖かったからです。聖トマスはその場にいませんでした。キリストはトマスに現れ、見ずして信じるものは幸い。信じないものではなく、信じるものになりなさい。聖霊降臨の後、弟子の心は強くなります。福音を宣教するために地の果てまで行きます。トマスはインドまで行き、そこで殉教します。キリストによって、異なる人たちが愛のうちに1つになります。パウロはエフェゾの信徒に向けて神の家族と呼んでいます。教会には差別がありません。いろいろなところから集まっている私たちも同じ教会、聖なる民に属しています。巡礼の最後になりました。祈り豊かなものになりますように。」
昨年の12月の地震で、このカテドラル も大変な被害を被りました。聖堂内の26聖殉教者の絵も見ることができませんでした。しかしその代わりに、来週オープンする博物館に特別に入ることができました。
タスコの町です。丘の頂上にあるのはサンタ・プリスカ教会です。この教会は、フランス人・ホセ・デ・ラ・ボルダーが1743年銀鉱山を発見、膨大な富をこの教会建築のためにつぎ込みました。
夕食はメキシコ・シティー、ホテルの近くのマリアッチ・レストランです。
途中、ご聖体顕示をしている小聖堂がありました。多分、24時間継続しているのではないでしょうか。
夕食はメキシコ料理です。トルティーヤの上につぶした豆とキャベツを乗せた前菜、カクタスのサラダ、 ステーキとフルーツのパイ!美味しかったです。
マリアッチが歌う大きな声に私たちもつられてしまいました。
ロロピアーナ神父様と行く「メキシコ・ブラジルでご出現の聖母を訪ねて」第8日
今日は ブラジルとメキシコのサッカー試合の日です。
いつもは、朝のラッシュで大変に混雑する通りがスイスイと通れました。
最初の訪問はカテドラル です。
アステカ文化の偉大さを示す「テオティワカンの神殿跡の遺跡」です。
月の神、太陽の神へと人身御供が行われていたメキシコ人の宗教観でした。そして、グアダルーペの聖母が真実の神の母としてご出現になりました。
昨晩はサン・パウロからの夜便のため、皆さま良く眠れませんでした。
メキシコに朝到着。午前の訪問を終えて、昼食はメキシコ料理です。マリアッチの賑やかな音楽、アステカの子孫の民族舞踊など会話が聞こえないほどです。
今回の巡礼地の二大目的地のグアダルーペの聖母のバジリカに到着しました。
ファン・ディエゴが持ってきた美しい花が地面に落ちて行く時に、マントに聖母のイメージが映されました。
夕食は久しぶりの日本食です。酢の物、お刺身、焼き鯖、天ぷら、お味噌汁、漬物と、皆様の食欲は半端でない。