山下神父様と行く「メキシコ巡礼の旅」第2日
グァダルーペの聖母の大聖堂の訪問と、ごミサ。今日がこの巡礼のハイライトです。
テペヤックの丘でファン・ディエゴにご出現になられた聖母は、そのお姿をインディオの着ていた粗い布地のポンチョのようなものに残されました。
大聖堂では大勢の信徒が参列して荘厳なごミサが捧げられていました。
グァダルーペの聖母は孤独であったファン・ディエゴに向かって「あなたの母である私がここにいるのではありませんか。」とおっしゃいました。
私たち、日本からの小さなグループのために、マリア様の真ん前の小聖堂が用意されていました。
「天の国は、ある王が王子のために婚宴を催したのに似ている。この例えばなしの王はイエズスであり、断ったのはユダヤ人である。食卓はごミサのことである。無償で準備した食卓に、畑を買ったからとか、結婚したばかりだから等と言う理由で断ってしまう。地区の集まりですからとか、その他の理由で、日曜日のごミサになかなか行かない。この世のことがどうでも良いということではないが、私たちにとって一番大切なことは、永遠の命につながることです。仕事や趣味、人間関係で頭が一杯になっていたら、大切なものを見失ってしまいます。無償で永遠の命に招かれているのに、謙虚にそれを受けない。人間は神の似姿につくられ、神をもっと必要としている。たとえ小さなことでも、神のために行う。招かれた人、選ばれた人になるために努力しましょう。」
最初のグァダルーペの聖堂は地盤沈下のためにひどく傾いています。そのためにグリーンの屋根の新しいバジリカが建設されました。
私たちはテペヤックの丘に登り、聖母がファン・ディエゴにご出現になった場所やファン・ディエゴが晩年住んだ家の跡などを訪れました。
「月のピラミッド」頂上までは数名、途中までは皆さまいらっしゃいました。
こちらは、「太陽のピラミッド」です。急で、より高いピラミッドです。頂上までいらした勇気のある方々はボツンと見える白と赤の二名の方々。頂上からの眺めが最高だったそうです。
行けば良かった?
マリアッチとインディオの踊りつきの昼食です。
ビュッフェでしたが、焼きたてのタコスが美味しかった!
昼食後、メキシコ古代都市遺跡テオティワカンへ。エジプトのピラミッドとは異なる「月のピラミッド」と「太陽のピラミッド」があります。こちらは「月のピラミッド」です。
夕食はハイクラスなレストランで。今度はプロでバリバリのマリアッチが5人。食事も抜群ですが、やかましくて御話しが聞こえません。今日も1日、沢山のお恵みに感謝!