親しい友と行く「五島列島巡礼の旅」 第ニ日目
五島の教会では、仕事の前、朝6時にごミサが始まる。
グループの方々も早起きしてごミサに。地元の信者さんも多かった。主任の山添神父様と。
この二人の子供達は今日、初めて侍者をした。とても良くできました。未来の司祭でありますように。
生憎の雨の中、木口汽船で久賀島に向かいます。
浜脇教会。自分達の喜び、悲しみ、苦しみを神様に話す場所・教会を、当時のお金で二万いくら今のお金にして二億以上かけて信徒の力で造りあげた。Kさんの話しは、心に染み込む。
「これから、パライソにいきます。父さんも母さんもさようなら。」十才の子供の殉教前の言葉です。
牢屋の窄で信仰のために命を捧げた約四十名の人達、生き残って迫害した人達と同じ地域で生活を続けなければならなかった信徒、それぞれ十字架を通して復活に至る道。
上五島には雨の中、波の高いキリシタン洞窟の方を避け、南側から入った。
最初は最北端の米山教会である。
仲知教会のファチマには夕方皆様が集まりロザリオの祈りが唱えられる。
ステンドグラスは信徒の誇り、汗の結晶である。
最後まで仏教徒として沢山の教会を造り続けた鉄川与介の傑作・青砂ヶ浦教会。
パリミッション会の神父様は寛大に鉄川に西洋の教会造りを教えた。