大山神父様と行く「バルト三国巡礼」第7日
カウナスの町。名前の前に立つ皆様ですが、人は豆粒のようで見えませんね。
世界遺産暫定リストに入っているリトアニアの十字架です。異邦人の印とかの下にキリスト像のある珍しい十字架です。
カウナスの「被昇天の聖母マリア教会」で御ミサが捧げられました。
「日本では、終戦記念日が近づき、お盆の時期になりました。
私たちを動かす二つの力があります。第1は、欲望です。この欲望から競争や争い、優劣が出てきます。二つ目は神の霊です。神の霊は、すべてのものを下から支え、調和を生み出し、全てを秩序の中におきます。
欲望によるだけではなく、神の霊によって生きる私たち。
天の国で1番偉いのは子供のようになること。子供は依存しています。沢山のものを吸収しようとします。霊の力に委ね、心をいれかえて子供のようになること。
主は、子供を受け入れることは、私を受け入れることであるとおっしゃっています。主が子供たちを生かしているので、彼らを受け入れることによって、キリストを受け入れる。生かされているからへり下る。」
カウナスの旧市街にはたくさんの教会がありますが、ソビエト時代にはコンサートホールや、パラシュート工場や訓練所、倉庫などに使われていました。
「杉原千畝博物館」です。規則を超えて多くのユダヤ人の命を救われた杉原千畝という日本人が、ここカウナスにいらしたことをら、とても誇らしく感じました。
三本の桜の木の真ん中のものは、奥様の幸子さんが植えたものです。
昼食の後、トラカイ城に行きました。みずうみの中に建つ堅固な城砦なのですが、リトアニアの歴史の中で相当破壊されていたものが、つい最近修復されました。
ガイドのロベルタさんがテキパキとお城の説明をして下さいました。
公爵の部屋、公爵夫人の部屋、客間など、簡素で堅実なお城という印象を受けました。