岡神父様と行くローマ、アッシジ、ルルド巡礼6日目
今日も一日フィレンツェを歩いて教会を巡ります。
まず最初に向かったのが、サン・マルコ大聖堂。
12世紀に建てられた修道院で、現在は美術館として公開されています。
ここでは、アンジェリコの「受胎告知」は絶対に見逃せない作品です。
ウフィツィ美術館は、16世紀にフィレンツェを支配していたメディチ家が建てた美術館です。
レオナルド ダ ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロなどの巨匠の作品が集まる世界屈指の美術館です。
華の聖母大聖堂、サンタ クローチェ聖堂にも行きました。
大聖堂では、谷脇神父様と岩下神父様にゆるしの秘跡をしていただきました。
何箇所にもある告解部屋には、常に信者が並んでいたのが印象的でした。
今日の最後は、サンタ マリア ノベーラ教会でのプライベートミサです。
主司式は、岩下神父様です。
ローマで新調したカズラを着てのごミサです。
ここまでの感想を表現するならば、信仰の原点に戻ると言うことです。
さまざまな教会に出会える喜び、教皇様の謁見に参列した喜び、この土地でごミサができる喜び、そしてそれらを巡礼の皆様と共有し分かち合っている喜び。
色々な喜びを実感しています。
司祭になったときは、初心を忘れないようにと心がけていたつもりでしたが、もしかしたら事務的になっていたのではないかということに今回の巡礼をしている中で気づかされました。
そして街の景色を見ていると、イタリアはカトリックの国なのだと実感し、それだけでこの国は福音宣教になっていると言えるのではないでしょうか。
この国に来て、自分がキリスト者でありカトリックの信仰を持って生きていることを、今とても誇らしく感じています。
そう思える事だけでも、この旅は私にとっての財産です。