大山神父様と行く「ポーランド・ブタペスト・ウィーン・プラハ巡礼の旅」第9日

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オーストリアと全ヨーロッパで一番大切な聖母の巡礼地・マリアツェルに来ました。バジリカの後ろにある小聖堂でのごミサです。

今日は、聖マキシミリアノ・マリア・コルベ司祭殉教者の記念日です。アウシュビッツの訪問のことを鮮明に思い出しながらのごミサでした。

「今日の御言葉から、私たちは、小さな人々への心配りがどれだけできるかを思い起こしましょう。人間の世界は、力の世界です。力が世界を支配し、弱い人を作り上げています。しかし、この力はいつか廃れて行く。絶えず、この繰り返しです。

このような力に向き合う力は何でしょうか?それは、神の力です。コルベ神父様のお祝い日に、彼は、人間にはこのような力があるのだと示して下さいました。戦争中、人の身代わりになった方々は多くいたと思われます。そして、コルベ神父様は彼らの代表になられた。マザーテレサに似た方々もいらっしゃいました。

神の御姿を示すこのような力が人間にはあります。

辛く、悲しい現実から逃れることはできません。しかし、主とともに歩むことによって、かえられて行きます。どんなに辛い、苦い日常生活も、主とともに生きるなら希望に変えられます。小さなものを大切にされた聖コルベ神父様の精神に与れますように。」





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12世紀のことです。マグヌスという名前の修道士が、現地の人々への宣教のためにこの地に派遣されました。ところが道に大きな岩があって、塞がれています。持っていた木彫りのマリア像に助けを求めました。すると、岩が割れて道ができました。目的地に着くと、そのマリア像を木の幹において、礼拝堂件寝室となる小屋を作りました。小屋は、ツェル「Zell」、マリアの小屋ということで、マリアツェルと呼ばれています。



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マリアツェルからプラハまで、約400kmです。大型バスは自然の中を走り抜け、皆さまはウトウト。





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ホテルには8時過ぎに到着しました。すぐに夕食です。皆さま、お元気ですよ。