大山神父様と行く「ポーランド・ブタペスト・ウィーン・プラハ巡礼の旅」第8日
ウィーン・ドナウ川のほとりにあるヒルトンホテルでの朝食です。
素晴らしい景色も、外でのエレガントな朝食も美味しいです。
最初の訪問は「ベルベデーレ宮殿」です。
ハプスブルク家に仕えたプリンツ・オイゲンが当時の建築家・ヨーハン・ルーカス・フォン・ヒルデブランドに夏の離宮として造らせたもの。
プリンツ・オイゲンの死後、1752年、マリア・テレジアに売却された。
現在はオーストリア美術館。
ベルベデーレ(美しい眺めの意味)宮殿の絵画で世界最大のコレクションは、グスタフ・クリムトの作品です。その中でも圧巻なのは、「接吻」、「ユディット」などでしょうか。
また、エゴン・シーレの「抱擁」など、短い時間でしたが、楽しむことができました。
歩く、歩く。毎日、足が棒になるほど歩いています。
そして、朝になると、皆さまお元気に、再び歩き出されるのです。添乗員の私は感服してます。お手本です。
今日のごミサはシュテファン大聖堂の入り口の隅にある小聖堂で捧げられました。
「毎日、ごミサの中で平和について、また、平和との繋がりを考えています。力や金で平和を構築しようとしても無駄です。人間の力だけでは平和は築けません。今生きる時間と空間を大切に、時間の中にあって永遠から力を頂きます。有限の中にありながら、もっとも大切な真・善・美から力を頂きます。・・地上的な美の裏にはドロドロしたものがあります。イエスは神殿税について、人をつまずかせないように払いなさいとおっしゃっています。・・パウロは、一人一人は神殿であると言っています。絶えず心を神に向け、本物の神殿に近づけるように祈りましょう。私たち自身が神殿となり、平和を構築することができますように。」
シュテファン大聖堂の中を案内して頂きました。
説教壇までの手すりには、カエルとか、イモリが付いています。最後には忠実な犬がこれらを追い返すのだそうです。
昼食の後は、シェーンブルン宮殿の訪問です。
バプスブルグ家・歴代君主の離宮として使われていた。
夕食は、市庁舎の地下にあるレストラン「Rathauskeller Restaurant」で頂きました。
夕食後、希望者で「 Karlskirche」(聖チャールス教会)でのコンサートに出かけました。
ビバルディの「四季」、ベートーベンの「シンフォニーNo.5」、モーツァルトの「レクイエム」、シューベルトの「アベマリア」など堪能しました。