外川神父様と行く平戸・生月・黒島巡礼第二日目
皆様お疲れのご様子もなく、小雨の中9時にホテルを出発して相浦港からフェリーで「潜伏キリスタンの島」黒島へ向かいました。
黒島は周囲約12Kmほど、人口470名の8割以上がカトリック教徒の小さな島です。
その丘の上に立派な赤レンガ造りの黒島天主堂があります。
1897年にフランス人のマルマン神父様のご指導で、島の多くの信者によって建てられた。
同じフェリーで島に渡られた、福岡の教会の竹内神父様との共同司式でご同行の数名のご信者の方々もご一緒にミサにあずかりました。
お説教は外川神父様です。「子供に対しても、お年寄りに対する時も、お互いに尊敬する。大切にする。神様の光、まなざしが注がれているから。その光を感じる人が、神の国を受け継ぐことができる。」
昼食は近くの民宿へ。
新鮮なお刺身、イサキの煮付けなど、連日皆様大満足です。
昼食の後、島のボランティアの鶴崎さんが、カトリック共同墓地、根谷の大さざんか、アコウの巨木などを案内して下さいました。
黒島天主堂の祭壇の床は、有田焼は、信仰の自由を喜んではられたのだろうと、主任司祭の大山神父様がお話下さいました。イエズスのみ心に捧げられた教会なので、祭壇前にはご絵が飾られ、有田焼のタイルとのコントラストはとてもきれいです。
今日最後の訪問は焼罪公園です。福者カミロ神父様は、キリスタン弾圧下、一度追放されたにもかかわらず、再度平戸で宣教中に捕まり火炙りにされた地です。
明日は隠れキリスタンの地、生月の教会を巡ります。