ファチマの聖母ご出現100周年記念の年に「バルセロナ・アビラ・ファチマ・サンチャゴへ」第10日

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トレドの堂々として、荘厳、かつ美しいカテドラルでのごミサでした。残念なことに写真がありません。神父様のお話の要点だけを記します。

「今日の福音では忠実な僕の話しが朗読されました。この話の時にはいつも聖ドミニコサビオのことを思います。小学生のドミニコは、今、世の終わりが来たらどうしますかとの問いに、今は遊びの時間なので遊び続けますと答えました。最後の時が来ても、今していることをそのままし続けられるような生き方。死の瞬間がきた時に、あれも、これも、沢山やるべきことが残っているという生き方ではいけない。主人が帰った時に良い行いをしていた人は幸いである。僕が悪い意向を持っていても、主人(神)はすべてをご存知です。絶えず、忠実に生きなければならない。あるカトリック幼稚園では、子供たちに、誰も見ていなくても、神様は見ていらっしゃる、と教えています。人の目の前で行動する前に、神の視線に守られて生きること。このような価値観、生き方、精神を学ぶなら、概念と現実が1つになります。誰の前でも同じように振る舞い、神の前に忠実に生きます。信仰生活のポイントはここにあります。1日24時間の細部に至るまで、神の現存を保ち続ける。そのような生き方ができますよう、神の御助けを願いましょう。(文責:小池)」

マドリッドの空港にある聖堂で巡礼最後の感謝の祈りが捧げられました。マリア様の元后から始まり、モンセラートの黒い聖母、サラゴサの柱の聖母、ファチマの3人の子供たちにご出現された聖母、最後のミサでは、ソレダッド(御悲しみの聖母)の小聖堂で捧げられました。