トスカーナ地方からローマへ 〜自然とイタリアの文化に触れる旅〜第2日
巡礼で最初のごミサは「サンタ・クローチエ」教会で捧げられました。
「巡礼とは何でしょうか?一番大きな目的は回心です。神の光が強いほど罪の意識が強くなります。回心とは生活を改めるとかではなく、神ともっと仲よく、親しくなること。神との間で障害になっているものを知り、より親しくなる方法を考える。今回は大自然の美と芸術を見ながらの巡礼です。教皇フランシスコも回勅「ラウダトシ」で大地を通して神を賛美しています。美しい自然を通して、創造主に感謝し、賛美する旅。・・・」
ごミサの後、サンタ・クローチェ教会の内部を案内して頂きました。フィレンツェのゴシック建築の傑作である、この、教会には、ミケランジェロや、ガリレオ・ガレリーのお墓、ダンテ・アリギエーリの記念碑などがある。
シニョーリア広場を通り、メディチ家のコジモ二世によって始められたパラティーナ美術館に向かいます。
パラティーナ美術館には、ラファエロの絵が沢山で、皆さま、大喜びです。
町中に猪がいます。その鼻に触れると幸運が訪れるとのことで、皆さま、結構真面目に触れていらっしゃいますよ。
「ドゥオモ・サンタ・マリア・デル・フィオーレ(花の聖母大聖堂)」です。偉大で、美しいですね。
フラ・アンジェリコ(天使のような修道士)はほとんど外の世界を知らずに、修道院の中で天使的な絵を描きました。このような絵を見ていると、心が天に上っていくようです。
今日最後の訪問は、サンタ・マリア・ノベッラです。ここは、教会ではなく、ルネッサンス時代からある薬局でのお土産買いのためでした。
石畳の上をよく歩きました。20000歩以上です。脚は棒のようになって、お夕食のレストランには往復タクシーで。本当にお疲れさまでした。