赤波江神父様と行く「スペイン・サンチャゴへの道 ファチマ・リスボン巡礼」第8日
サンチャゴからリスボンへの移動日です。昼食はポルトで取りました。河のほとりに栄えた町ポルトの美しい町並みを車窓からながめながら、ファチマへ。
ファチマのバジリカは2年後の100周年のためか、全面的に改修工事が行われていて、ルチア、フランシスコ、ヤチンタのお墓だけに入ることができました。福者フランシスコとヤシンタ、ヤシンタの隣に眠るルチアに御取り次ぎを願いました。
マリア様ご出現の聖堂で日本語ミサが捧げられました。沢山の国々からの信徒が日本語のごミサに与り、同じイエズス様を頂く。普遍教会の一員であり、同じ心を持つ仲間です。
威厳を持ってごミサを捧げられる日本人の神父様。その真剣さに、キリストを感じたことでしょう。
「からし種やパン種、畑に蒔かれた麦などの喩え話の後に、天の国を学んだ人たち、霊的学者について書かれています。自分の倉から古いものと新しいものを取りだし、大事なものだけを取りだす。聖霊によって識別し、不必要なものに執着せず、神の国に至るために自分にとって何が必用であるか整理していく。」
マリア様ご出現の地、ファチマ。再来年の100周年のために大々的な改修工事が行われています。3人の子供たち(ルチアは、90歳以上まで生きられましたが)のお墓にだけは入れました。お水をかける方、そして、膝で歩きながら祈る方の姿は強烈な印象を与えます。どうしても祈りを聴いて下さい。奇跡を起こして下さい。後ろ姿から、そんな叫びが聞こえてくるようです。