道北・道東の教会と大自然を巡る旅 第5日
「釧路教会」でのごミサから最終日が始まりました。第一朗読はガイドさんが読んで下さいました。「今日で5日間の巡礼がおわり、日常に戻ります。福音のマタイ12章は新たな箇所にはいります。テーマは日常に関することです。麦の穂を積むこと。7日のうち1日休まれた神様の教えだから、ユダヤ人にとっては大切なきまりでした。そのため、麦の穂を積んでいた弟子たちについて批判します。人にとって何が一番大切なことでしょうか?同じ場に生きる共同体として、迷惑をかけないためだけに規則を守るのなら、人間的な目で行っています。イエス様は、小さな決まりをもおろそかになさいませんでした。律法を廃止するためではなく、完成するためにいらしたからです。正しいことを愛や哀れみの上におくなら、決まりだからという気持ちで捧げるなら、神を喜ばせることではありません。一番大切なことを見失わないように。自分の小さな正義感で接しているなら、人との関わりの中で不和や衝突が絶えません。神の憐れみや慈しみを考えるなら、小さな正義感はどうでもよくなります。神が、私に接して下さったやり方。神の憐れみは永遠。それを思うと、勇気と希望を持って新たな日を迎えることができます」
ごミサの後には、釧路湿原訪問です。緑、緑の林の中の遊歩道を歩きます。適度な運動と森林浴、健康そのものです。
昼食は和商市場での勝手丼です。皆さまが勝手に注文し、5色丼なり、7色丼なりを召し上がりました。添乗員も頂くのに忙しく、写真が少なくてすみません。
和商市場でのお買いものの後は、空港です。新たに生まれた巡礼家族が再会を約して羽田でお別れしました。神様有りがとうございます。マリア様、ありがとうございました。