「大分-湯布院-熊本巡礼の旅」第2日
昨晩のご馳走は、とても美味しく、たくさんだったのですが、朝になると、また頂けます。お元気なみな様です。
カテドラルでは、みな様ご親切に歓待して下さいました。ありがとうございます。
その後、遊歩公園を歩き、大分に信仰の種をまき、愛の行いで人々の魂をつかんだ、初代の宣教師やキリシタン大名に心を馳せました。
大分のカテドラゝゝ「聖フランシスコ・ザビエル」教会でごミサが捧げられました。
「ルカの福音15章には、3つの例えばなしが書かれていて、神のあわれみや優しさが一番良く表されています。主人公は誰でしょうか?主人公を良く知って読まなければ、違うメッセージになってしまいます。イエズスの回りには、徴税人や罪人が集まります。これを見て、当時の社会のエリートは不平を言います。
イエズスの例え話で、①一匹の失われた子羊の所有者は?②見つけた銀貨の持ち主は?
ひとりの人が悔い改めることの重要性。二つの例え話では神の喜びに焦点が当てられています。神にむかって、悪かったことを改めるなら、神は狂ったようによろこばれます。神はご自分にたち戻ろうとする人を見てよろこばれます。
最近の発掘で、臼杵に日本で一番大きなキリシタン墓地が見つかりました。
臼杵の町の方々によって発掘作業が行われているところにお邪魔し、いろいろ教えていただきました。
臼杵のルルドは大分の公式巡礼地で、必要な条件を満たすと全免償が頂けます。
ルルドの前でロザリオを一連捧げました。
5時には閉館してしまうとのことで、竹田の滝廉太郎の資料館に急いだ。
23才で亡くなられた滝廉太郎の生涯をビデオと資料で見ながら、人の生涯がその長さで計れるものではないことを実感させられた。
最後の訪問はキリシタン洞窟だ。ナバロ神父様など宣教師は、ここに潜伏し、ごミサも捧げていらした。
自己犠牲の極みを生きた宣教師。このようなマルティルの生き方こそ、私たちを奮いたたせる証しである。