平神父様と行くイタリア巡礼 第7日目
朝のサンピエトロ大聖堂に有志で行きました。門の開く前に到着したら、すでにかなりな行列ができていて驚きました。
昨日から情報が伝わっている、ドイツの若者たちの巡礼団は、ドイツだけでなくスイス、オーストリアにも広がり、約5万人の若者が今週ローマにきているそうです。
朝のミサにあずかりに来た彼らの中に、私達が混ざっているような状態。中に入るために20分かかりましたが、中で静かに祈り、ピエタ像を独り占めし!それなりに満足して帰ることができました。
ごミサはサンタマリアデリアンジェリ内の聖堂で行われました。昨年なくなられたFさんの奥様に捧げられました。
小さい聖堂に皆様の美しい歌声がきれいに融合しました。神父様が私達に語りかける、力強いお説教はとても明確でした。
自分がよいと思ったものを人に伝え、それを相手もいいね、と言ってくれること、そういった連続で人は生きて行く…アッシジでの様々なシーンを思い出しながら、それぞれが自分の大切な人に心の中で語りかけ、または応えた時間でした。
かつて留学していたときのクラスメートが、バスで片道三時間かけてナポリから会いにきてくれました。
和太鼓に真剣にとりくむ彼は、私達日本人が真面目にミサにあずかる姿に驚き、感銘をうけたそうです。
短い時間でしたが楽しい交流ができました。日本(長崎)にも遊びにきてあげてくださいね(^-^)
ラテラノの聖ヨハネ教会は、ちょうどドイツそのたヨーロッパからの青年たちのミサ中でした。普段はあいていない正面の扉があき、私たちもちょうどその扉から聖堂内に出入りすることができました。
楽器の演奏に合わせながら響きわたる彼らの若い歌声は、聴いているだけで力がわいてきます。若さには何にも負けないパワーがありました。ワールドユースデイはこのような感じなのでしょうか。
今週の混雑したバチカンに来れたことに、逆に喜びを感じました。できれば自分達も、あの若者たちの輪の中に加わりたい!
城外の聖パウロ教会には、ミサのない時間帯に合わせて訪問しました。普段はガランと広々とした内部には、舞台のような装置ができあがっていました。
混雑を心配した今日でしたが、混乱なく回れてほっとしました。
今日の最後はスペイン階段。トレビの泉は修復中なので行かなかったのですが、スペイン階段でも上に建つ教会は修復中でした。
思い出してみると、修復中の場所は結構ありましたね。
トレビの泉でジェラートが食べられなかったので、ホテル近くのおすすめのジェラートやさんに行きました。
暑い1日の疲れが癒されました。