「粟本神父様と行く五島列島巡礼の旅」第2日
最初の教会は、「浜脇教会」。木口船長さんの説明にも力が入ります。
久賀島の「牢屋の窄」での拷問と殉教のお話しは涙を流さずに聞くことはできません。
ドミニカたせ:「うじに下腹を噛まれて死亡」
マリアたき:「これからパライソに行くから、父さんも母さんもさようなら」
迫害した人達への恨み言など一言もなく、信仰のために命を捧げられた42名の殉教者。
「牢屋の窄」の後では旧五輪教会、五輪教会、キリシタン洞窟で祈り、上五島に向かいます。
信仰を守るために洞窟に隠れたキリシタン。炊事の煙で見つけられ、迫害された。土井の浦教会から毎年、この洞窟に行き記念ミサと炊事してお食事を頂き、当事を偲んでいると信徒の方が話してくださいました。
ごミサは、土井の浦教会で捧げられました。
「主よ、主よというものが、皆天の国に入るのではない。・・・実行の伴わない信仰は風に吹かれるもみがらのよう。私たちは信じ方が薄い。満ち足りた時には信仰は弱くなる。信仰は試練があった時にわかる。明治の迫害にも屈しなかった五島の方々の信仰は生半可なものではない。しみこんだ信仰でなければならない。この巡礼を我が信仰を反省する機会にしましょう。」
ごミサの後、信徒の方々が作って下さった歓迎の「ふくれもち」を頂きました。ありがとうございました。
「えびや」さんでの昼食後に、「桐教会」、「福見教会」、海岸の「希望の聖母」そして「浜串教会」を訪れました。
どこの教会にも生花が飾られ、大切に守られていることが良く分かります。
小雨の降る中、魚釣りの大好きな神父様と数名がウキウキと釣竿を握られました。
大物ゲットです。「かさご」二匹、あじ、箱ふぐなど。翌朝、美味しい煮付けとして食卓に。格別な美味しさでした。
「えびや」さんの大ごちそうです。皆さまの幸せそうなお顔。
明日は「聖心の祝日」です。前夜祭で盛り上がりました。
素晴らしいお仲間との会食、食べきれないはどの最高のお料理、感謝、感謝です。
「えびや」さん、ありがとうございました。皆さまは「えびや」さんのことずっと、ずっと忘れません。