山内神父様と行く 五島列島巡礼の旅

朝は希望者のみ福江教会の主日のミサに、朝6時から行ってきました。なかなか訪問先のミサに与るチャンスはないので、とてもよい経験になりました。

今日は船やバスを乗り継いでの訪問になります。お天気が最高で気持ちいい!みなさんの笑顔がはじけています。


笑顔、笑いもあれば、涙もあります。
ここ、牢屋の窄は、五島での激しい迫害を今の私たちに伝える大切な場所の一つです。親戚から伝え聞いた迫害を私たちに話してくださる木口さんのお話しは、涙なくしては聞けません。

自分たちの信仰を自身に問いかけます。殉教者が守りぬいた信仰の強さは、いったいどこからきたものなのでしょう。

ミサは浜脇教会で行われました。ご担当のみなさま、素晴らしい共同祈願をありがとうございました。よい記念になりましたね。

2015年の世界遺産登録をめざす暫定リストにはいっている、旧五輪教会です。しずかな湾にたたずむ教会。海の色はよどみの全くない透明です。

今日は海も穏やかだったため、特別にキリシタン洞窟まで近寄り、なんと上陸することができました!みなさまひょいひょいと岩を駆け上り、像に近づくことができました!
なかなかないチャンス、本当によかったですね!

午後もいくつか教会をめぐりました。少し疲れもでてきました。そろそろ教会の記憶がすでにごちゃごちゃになりつつあります!
これは浜串教会近くにある、希望の聖母像。船の出入りの安全を見守ります。

浜串教会は、いつでもこうして信徒によって持ち寄られたお花があふれています。教会に入るとお花の匂いで幸せな気持ちになる、そんな教会でした。
壁の十字架の道行きの絵もユニークでした。イエスさまは白い服を着ていますが、マリア様と最後に出会われた第4留の絵だけ、服が紫色なのです。これを描いた画家が、イエスさまの気持ちを表すために紫色にした、という話が胸にせまりました。
今日はちょうど、母の日でしたね。