李神父様と行く 韓国巡礼の旅 ソウル.全州.済州島

今朝は明洞教会の朝のミサからスタートです。ホテルから数分、歩いて向かいます。

朝食はミサの後近くのお粥やさんで。神父様は懐かしい味に笑顔です。

今日はあいにくの冷たい雨です。
韓国初めての神父金大健(キムデゴン)神父様の出身地ソルメは綺麗に整備されていました。来年この地でアジアンユースデーが開かれるそうです。韓国のカトリックの力強さ、勢いを感じます。

十字架の道行きも立派な彫刻が置かれていました。雨がちょうど涙のようにながれていました。日本的な表現とはまた違いますが、わかりやすく胸にせまる像でした。

ヘミは名もない殉教者たちが眠る聖地です。激しい迫害、拷問の跡が様々な形できちんと残され、いまいる私たちにしっかりと大切なものを伝えてくれていました。
特に韓流ドラマに慣れ親しんだ?私たちには、映像仕立てのビデオはとてもわかりやすく、記憶に残りやすいものでした。神父様が同時通訳して下さいましたが、なかなか日本語の情報はありません。ハングル文字もまだまだ一文字も読めません…

この木につるされ、殉教をしていった名もなき信者たちを偲びます。木は半分がコンクリート状のものでかためられ、このまま後世にずっと残っていくことでしょう。

キムデゴン神父様が、中国からようやく韓国到着し、司祭として初めての第一歩をはじめた地、ナバウイ聖地です。五島の教会を思い出す趣きある聖堂の中で、シスターが韓国のカトリックの歴史からキムデゴン神父の生涯について、説明をして下さいました。
韓国初の司祭となりながら、たった一年で26才の若さで殉教者した生涯は残念でなりませんが、それだけに今でもこれだけ人々の支えとなり、韓国のカトリックの基礎となっているのだと感じました。

全州に到着。夕食は韓定食です。
様々な状況の中、この巡礼に来れたことに感謝しながら食事が進みます。

神父様もお友達の神父様とご一緒の夕食で盛り上がっています。