山下神父様と行く「聖母ご出現の地メジュゴリエ巡礼」第2日

昨日は成田から雨のドゥブロブニク到着まで24時間以上かかった。
そして予報では雨だったドゥブロブニクがこんなに晴れ渡って、祝福一杯の朝を迎えた。


カテドラルで朝の祈りを唱え、ドブロブニックのショート・サイトシーイングの後で、いよいよメジュゴリエに向かいます。
スーツケースと人で一杯のミニバスの中で、神父様はロザリオの祈りに導いて下さいました。


メジュゴリエに3時過ぎに到着しました。昼食を4時頃頂き、ごミサのために教会へ。教会には一杯の方々が、クロアチア語で捧げられたごミサに与っていらっしゃいました。皆様が、ここには本物の祈りがあるとの実感を持たれたようです。


夕食前に、ホテルで神父様がお説教をして下さいました。
「今日も神様の祝福を沢山頂きました。今日の朗読のモーゼ5書には神の創造〜人類の追放〜エジプトからの解放が書かれています。二つのことが提示されます。命と死、幸福と災いです。どちらを選びますか?命、イスラエルの神を選びます。そして福音ではキリストが、私についてきたい者は自分の十字架を担って私について来なさいとおっしゃっています。たとえ全世界を手に入れても自分の命を失ったら何の得があろうか、との御言葉はザビエルの召命の確信となりました。一番大事なことに気付くこと。実際の生活の中でどちらが大事か、信仰の目で見なければ大切なものは見えてきません。私たちの生活は物質的なものに囲まれ見えなくなっています。自分が最終目的になっていることがあります。神に目を向けること。イエスは自分を捨て、自分の十字架を背負って従いなさいとおっしゃいます。犠牲や十字架などはきついことです。けれどもその先にいらっしゃっる神を見た時に軽くなります。信仰がどこまで研ぎ澄まされているか。自分を捨てて十字架を背負うことを、始めから難しいと言って挑戦しないのではなく、やってみる。神様に信頼して悩みや不安を神に預ける。神に信頼して生きていく。多くの恵みを頂くでしょう。聖母の御取り次ぎが必ずあります。」