高山右近の足跡を訪ねて

高山右近の足跡を訪ねる旅がはじまりました。

普段から松尾神父さまのもとで勉強をなさっている方々にとって、高山右近に関連した土地、場所、できごと、そしてのこされたもの等々との出会いひとつひとつに感動があり、どんなささいなものでもいとおしい、そんな思いがあります。

この四日間、沢山の出会いや新たな気づきに恵まれますように。

 

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スタートは高槻です。高槻城址をみたのち、たまたま開催していた高山右近特別展を鑑賞。その後高槻教会を訪問。高山右近の列聖を願う祈りを皆で唱えました。

信徒の代表の方の「高山右近にはキリシタン大名、戦国大名、という表現は似合わない。彼はただ、最も信仰を守り抜きづらい時代に自分の信仰を守り抜いた、そういう大名なのです」という言葉が印象にのこりました。

 

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今日のラストは安土城跡。高山右近の生涯とも関連の深い場所でもありますが、なんといっても歴史的にもあまりに有名です。ただ、実際に自分の足で歩き、高さを体感したあとでは、また文献の味わい方もかわることでしょう。

時間がおそくなり、セミナリオとの位置関係はちょっとわかりづらかったかもしれませんね。でも、真っ暗闇の中、手探りで辿った碑の存在は、私たちの記憶に確かに残ってくれたと期待しています。

 

 

明日もいろいろな出会い、驚きがたのしみです。