デーケン神父様と行く 嬉野 平戸 生月 長崎への旅

 

あっという間に最終日。いよいよカクレキリシタンの地、生月島です。ごミサの行われた山田教会はパリ外国宣教会の司祭のおかげで、カトリックに復活したキリシタンたちのために建てられた教会。

信者のみなさんがミサに参列し、生月に残る殉教者賛歌を歌ってくださいました。寂しい調べの中にも強い思いがこめられたその曲に、涙がでました。

♪われらのほまれ 生月の殉教者 神に栄えあれ♪

 

ミサがおわると、教会の外には暖かいおもてなしが。このままずっとここで時をすごしたくなるほど、幸せなひとときでした。ありがとうございました。

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シスターが殉教地を案内してくださいました。地図をみると、小さい島には殉教地、そしてカクレキリシタン関連の史跡がたくさんあります。平成になってようやく島が橋でつながった生月島。それまでなかなか人々が足を踏み入れにくかった土地が、数々の歴史をも生み出し、いまたくさんの人達が惹きつけられる結果をうみだしているようです。

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最後の訪問地は鉄川与助の最後のレンガ作りである田平教会。この重厚感とその土地にとけこむ絶妙なバランスに見入ってしまいました。

3日間でキリシタンたちの深くて強い信仰にふれ、沢山の人々に思いをめぐらしました。

 

そしてデーケン神父さまのやさしく暖かく、私たちを包み込んでくださるものすごく大きなパワーに守られ、巡礼をともにするこの仲間たちとともに幸せな時を過ごすことができました。

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長崎であと数日を過ごす方もあり、空港で解散式です。台風が心配ですが、みなさま最後まで気をつけてお帰りくださいね。

またの再会をたのしみに…

ありがとうございました!

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