森山神父様と行く長崎,外海,雲仙への巡礼

今日のごミサは浦上天主堂でした。禁教下、代々信仰を守り続けた方々がここ浦上には沢山いらっしゃり、森山神父様はその子孫のお一人です。また原爆の爆心地の近くのため、甚大な被害を受けた場所でもあります。



今日のごミサは特別なものになりました。今まで教会に通われていたOさんの洗礼式が行われました。


巡礼中に時が満ちたことはご本人だけではなく、私たち一人一人にとっても喜びです。誰もこの神様のなさり方は想像が出来ませんでした。




みんな同じ信仰を持つ家族になりました。助け合い励まし合いながら、お互いの信仰を守っていくことが出来ますように。


代父のMさん、お役目お疲れ様でした。


今日は空は晴れ渡り、海は波が静かで最高の日です。





フランスから遠い日本の出津の人々のために人生を捧げられたドロ神父様。


教会から救助院への道をドロ神父様は毎日何回も歩かれました。私たちも歩いてみます。


ドロ神父様の資料館には神父様が人々に教えられたことに関するものが展示されています。医学について、農耕について、手芸についてなどなど、豊富な知識が村の人々を助けました。


左側の祭服はお母様とお姉様から、日本に旅立つ前にプレゼントされたそうです。二度と会えない息子や兄を思い、祈りながら刺繍をなさったのでしょう。


ドロ神父様のお墓です。