松尾神父様と行く聖地巡礼 キリストの足跡を訪ねて 第7日目

2日間を満喫した死海を離れ、今日は最後の滞在地であるティベリアに向かいます。

最初に、イエスが洗礼者ヨハネに洗礼をさずかったことで知られるヨルダン川を訪ねました。川をへだてたすぐむこうがヨルダンです。
昨年1月からようやく近寄ることができた場所で、近くは地雷がうめられた立ち入り禁止区域となっています。
その前で、平和を祈りながらの記念撮影です。

ごミサは、再びパレスチナ自治区はエリコにある、良き牧者の教会で行なわれました。偶然か必然か、入祭の歌は「主はわれらの牧者」でした。
巡礼は、普段私達が何気なく歌う聖歌の歌詞にはっとさせられる機会でもあります。

ザアカイがイエスをひとめ見るために登ったとされる木も、「ザアカイの木」として有名です。

いつも私達を和まして下さいるKさんと、いつもおしとやかなIさんです。

世界最古、一万年以上前の要塞都市の跡エリコを訪ねました。その時日本は?とついつい考えてしまいます。

砂漠の中に強く生きる華麗な花を見ると、自然の中で生き抜く力を感じ、勇気づけられます。

イエスが40日間断食をした「誘惑の山」には、ケーブルカーでも登ることができます。今日は地元パレスチナ人の子供たちの遠足で賑わっていました。

山上にあるギリシャ正教の修道院は、静かに見学しなければいけない神聖な場所。イエスがもたれかかった岩にさわり、一人一人祈りました。撮影禁止のため、かえって祈りに集中できました。

エリコからバスで約一時間半、ガリラヤ湖が見え、歓声が上がりました。もちろん、歌う曲はあれです。

明日からガリラヤの風を体全体で感じたいと、期待に胸が膨らみました。

地元スーパーに寄り、意外に高い物価を実感したり、各自必要なものを調達し、宿泊先に到着しました。

エルサレム、エンボケック、そしてティベリア。それぞれが個性豊かな街。皆さんのお気に入りはどれでしょうか。